今日のウルトラマンマックス。「胡蝶の夢」
最初から異様なムードが漂う画面。もしや!? と思いつつ、いつもとは違い過ぎる雰囲気に違和感すら覚える。
主題歌がかかり、テロップを追うと、やっぱり、今回は、実相寺昭雄さんが監督の回だ。
夢と現実が交錯して、訳の判らないまま終わってしまうという、後味の悪い禅問答のような、実相寺ワールド炸裂のストーリー、明らかに大きいお友達を狙った物だと思う。
ラストでは、結局すべてカイトの見た幻だった、というような夢オチになるかと思いきや、さらに別のシーンが続き、不条理のままで終わらせている。
「胡蝶の夢」の元ネタである中国の故事は「移り行く時代の中で、自分を見失うことなく、しっかりと生きろ」というようなメッセージが含まれている解釈もされているが、あのラストシーンのせいで、それすらない。
良くも悪くも実相寺監督作品なんだなぁ、という印象。
さて。実相寺監督が手がけるのは2本らしい。もう1本は、メトロン星人だとか。そちらも期待している。
ねこぱんち!
→電子狂ホットライン ウルトラマンマックス 22話「胡蝶の夢」
コメント
大きいお友達である俺はストーリーも雰囲気も楽しめたんですが、3歳の息子はテンションがどんどん下がってくのがわかりました。小さいお友達だとちょっと楽しめないかなあ?
なんか大人向けに深夜枠で実相寺監督に連ドラ作ってほしいなあ。朝より夜にみたいなあって思いました。
マンガーさん江
まるでウルトラQみたいな感じでしたよね。
やっぱりお子さんはテンション下がりましたか(笑)。
怪獣造りのおばさん(笑)のセリフ中に金城哲夫さんの名前が出たのも、ツボでした。
観てないのでなんともですが、かなり異様な演出だったんですね。
いつか子ども達が大きくなったときに元ネタを知って納得したりするのかも。
そういう意味じゃ、たまにはそういう大人視点の話もおもしろいかもしれませんね特撮番組って。
あるてぃさん江
マンガーさんも書かれているように、朝に放送するヒーロー物のシナリオではないですわ。
子供たちのトラウマにならなきゃいいけど。
ウルトラマンマックス 22話「胡蝶の夢」
特撮の感想、今日は拡大版で。なんてったって実装石、じゃなくて実相寺監督作品ですから。一応、俺の知ってる範囲で実相寺監督について軽く説明を。初代ウルトラマンやウルト
へぇ〜、中国の故事では、わりとポジティブな意味も含まれてるんですね。
シナリオも朝には向かないと思うけど、それ以上におばさんの顔が朝向けではないと感じました(笑)
hayatoさん江
あのおばさんの顔はねぇ。朝からあれはキツイっすね。