いたずら小僧と輪っか

 今年の1/366:180Rの完璧な「にじのはし」 に、ねこぱんち。

 東へ走るいたずら小僧を 追い越さないように
 あまり速度をださないで 自転車をこごう
 憎めないよね 遊び盛りなんだから
 いたずら小僧は 去り際に
 ちょっと照れながら 見せてくれました
 河の上に 大きな輪っかを 投げてくれました
 きれいな輪っかを ひとつ

   「いたずら小僧と輪っか」(1991年、日向夢想)

 以前、自転車で通勤していた頃のある日。
 帰宅間際に夕立が降った。やむのを待って事務所をでたんだけど、遥か前方は、まだ降っていそうだった。
 近道のため、堤外(河川の、堤防から川側の敷地)に降りた時、それを見た。
 まるい虹。浮かんでいる輪っか。
 弧じゃなく、ほんと、川の上に円があったんだ。
 最初で最後だな、あんな虹をみたのは。
 その時に書いた詩。

コメント

  1. すしバー より:

    虹にはちょっと思い出があります。
    少し落ち着いたら書きますね。

  2. まみぃ より:

    虹ってなんだか、見たくてもなかなか見られないから、大人でも
    わくわくしちゃうね。
     夏になると、お目にかかる、ゆらゆら蜃気楼もちょっと好き。

  3. haghag10 より:

    情景が目にうかびます。
    ゆっくりとした時間の流れを。

    めったに見ることのできない虹なのに
    円として見ることができたら…
    本当に最初で最後かもしれませんね。

  4. びといん より:

     嫁さんが、隣で、珍しい虹を目撃すると、寿命が縮まるとか、恐ろしい事いってるんですけど……。

  5. haghag10 より:

    こわっ!
    手放しで喜べないですね。

  6. びといん より:

     大丈夫です。
     自分に都合が悪いことは、聞かない事にしています(笑)。