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AutoCAD互換「DraftSight」Mac版の文字化け不具合が修正された
AutoCAD互換の無料ソフトウェアDraftSight2015のMac版。前バージョンでは日本語が文字化けしていて耐え難い状態だったのだが、今日最新版を確認したら、その文字化け状態はなくなっていた。
うちの事務所は「JW_CADしか対応できない」と公式案内しているので、それで業務上の機会を失していることはあるかもしれないが、それはともかく。
AutoCAD環境は直接関係しないのだが、それでも、サポート外サービスとしてdwg形式での納品や、簡単な加筆程度の仕事も——「弊社はDraftSightでの作業になりますが」とお伝えしてお客様に納得をいただいた上で——多少受けることがある。
まぁ、Windows版のDraftSight2015は大きな不具合もなかったけども、せっかくMac版があるんだからそれを使いたい訳で(Excel形式ファイルなど、Macでも作業できそうな物はなるべくMacでやってます。納品で不具合がない範囲で)。
ってことで、DraftSight2015 Mac版の文字化け不具合等が修正されたのは、うれしい。
故障したプリンタを粗大ごみに出してアルコーブが少しはすっきりした
年末に壊れてからずっとアルコーブに置きっ放しで少々邪魔だったプリンタを、やっと粗大ごみに出した。処分費700マンエン。忙しさにかまけてそのままにしていたら、あっという間に2ヶ月が過ぎてしまった。
まだ猫タワーの上半分がアルコーブに出てるけど、これも処分しないとなぁ。余談だが猫タワーは床から天井までの高いやつを買ったけど邪魔なので半分にして、その下半分はいなりが愛用中。
それこそ自慢でもなんでもないが、俺は性分として玄関先がごちゃごちゃするのは大嫌いだし、建築設計に携わる者としての意地もあり(笑)、極力アルコーブやバルコニーに物を置かないようにはしている。家族にもうるさいくらいに注意している。
それらは共用部なので本当は物を置いてはいけないんだけど、マンションって収納スペースが少ないから、ちょっと仮置きしてしまい、管理側も黙認ってのが多いよね。この問題は仕事上でもいろいろ考えていかないといけないな、と改めて感じた。
所員研修2013 アオーレ長岡
所員研修として、新潟県長岡市にて、道の駅構内施設の接続状況やバリアフリー現況と、アオーレ長岡の見学を行ってきた。
シティホールプラザ アオーレ長岡。
2012年4月にオープンした、市役所、アリーナ、市民ホール、開放中庭の複合施設。設計は隈研吾氏。
外装やテラスに木を使っている。外装のスノコ状の装飾は、この場所に建っていた旧厚生会館に使われていた木材を再利用したもの。木材多用はいいんだけれど、ちょっと鬱陶しいかな。
サインも木製。ハトをイメージしているらしい。
設計者の好き嫌いはさておき(笑)、個人的にかなり気になった事。
テラスの手摺が細く、立上りは全面ガラスで、木板貼りの床もミシミシときしむので、ちょっと怖い。「見た目」も安全性のひとつだと思うんだけどね。
視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)が、ステンレス製の銀色だった。木製デッキや暗い色の廊下にこれはいかがなものか。法令違反ではないけれど、誘導ブロックは目立つ色じゃないとダメだとだろ。黄色にはちゃんと意味がある。こういう役所や市民ホールなどでは特に重要だと思う。景観・内外装よりも優先すべき。
「段差解消・誘導ブロックを配置してバリアフリーに配慮」とあるが、これじゃだめだ。
黄色だよ、黄色!
勉強になりました。