なんちゃってHGUC ザク改計画(5)

 1989年リリースのキットである1/144 MS-06FZ ザク改を、2006年リリースのHGUC MS-05B ザクI(旧ザク)とのニコイチで現代風に改造する「なんちゃってHGUCザク改計画」。

 今日は、太股を加工。


 フトモモも、下腿同様に、旧ザクパーツの関節機構を生かしつつ干渉部分を除去してFZの外装を被せようと思っていた。
 だが!
 下腿部と違い、双方のフトモモは、ほぼ同じ太さ。
 ここは旧ザクのをそのまま使おうかとも思ったが、全然形状が違うしな。
 ヒザ上部っていうのかな、FZのその部分は、外側にカールして、これをパテ盛りで再現するのは面倒だ。
 で、股関節受け部と膝関節軸だけを摘出してFZに移植することにした。


 まず、股関節受け部。ポリキャップが外れないように、裏側をパテで固める。
 これを硬化するまで置き、FZのフトモモに納まるように削って、同じくパテで固定する。
 もちろん、パテを使うのも久し振り。模型用工具箱の底からサルベージしたこのチューブ、何年前のだ?。中身は劣化してないっぽい。よかった。

 ヒザ関節軸も、縁を残した状態で摘出。
20060910_fz_2ko1_2.jpg
 縁の所に瞬間接着剤を微かに点けて、FZの外装に着ける。
20060910_fz_2ko1_3.jpg
 FZの設定画だと、ヒザ関節は丸モールドが縦にふたつ並んでいるのだが、今回は俺設定、この形状でいく。
 軸まわりの自作は、俺には困難だからね。
 ちなみに、FZのキット取説には、FZと06Fが並んで書かれているのだが、その06Fも、FZと同じようなヒザ関節(丸モールドがふたつ)なのだ。なので、メカデザイナーのアレンジの違いの範囲であり「ザクシリーズのヒザ関節は全て同じ物である」と、俺は解釈した。
20060910_fz_2ko1_4.jpg
 ヒザ関節軸パーツ、当然瞬着だけでは頼りないので、裏側からパテで隙間を埋めつつ補強する。って、盛り用のエポパテじゃなく、隙間用のチューブのパテだ。補強になるのか?って不安はあるにはあるけど、えぇいっやってみるさ!
20060910_fz_2ko1_5.jpg
 動力パイプを通す穴は、FZのままだと、旧ザクのヒザ関節の可動に干渉するので、既存のは埋めて、もう少し上部に開けなおす。

ねこぱんち!
なんちゃってHGUC ザク改計画(4)

コメント

  1. 匿名 より:

    俺は市販のボールジョイントを埋込むのをオススメするね
    技術力のないガンプラーでも比較的簡単に改造できる
    あえて面倒な事やってキットを無駄にするのも嫌だしね

  2. びといん より:

     そう、あえて面倒な事やってます。確かに俺は技術力のないけど、今回はあなたのすすめる物を受け入れられないですな。っつーか、あんた、まず名乗れ。
     あと、ヒザ関節にボールジョイントは嫌です。

  3. なんちゃってHGUC ザク改計画(6)

     1989年リリースのキットである1/144 MS-06FZ ザク改を、2006年リリースのHGUC MS-05B ザクI(旧ザク)とのニコイチで現代風に改造する「なんちゃってHGUCザク改計画」。 今日は、右脚の足首と下腿部を加工。