リナザウを使っていて、まず一番の不満が「メモ帳」だった。
なんだこれ。使えねぇ!
容量制限があるものの、テキストファイルを扱えるし、Zaurus専用の特殊データ形式であれば、複数のメモをリスト表示してくれる。
でも、それだけ。
つまり、MacOSX付属のテキストエディット.appや、Windows付属のメモ帳。そのままなんだよね。
もちろんテキスト編集をバリバリにこなせるようなのを希望してるんじゃないよ。でも、他のPIM機能にはあるような「分類」機能すらないし、入力順に時系列で表示されるわけでもないんだよな。
いくらLinux搭載の立派なPCだぞ、とはいっても、俺は「ごっついPDA」のつもりで購入したのだ。こんなヘボいメモ帳機能はダメだ!
で、この内蔵のメモ帳はHome画面から消し、定番と言われているテキストエディタZEditorをインストール。かつてHP200LXの時のように、「メモ200506.txt」などとしたテキストファイルに追記してコンソール等から検索するというアプローチをしていた。
んでも、これも「PDA的には」中途半端。いや、ZEditorは、エディタとして欠かせないツールになっているが。
メモ帳として、色々なオンラインソフトを試用してみて、今ハマっているのが、EBtっていうやつ。
このEBt。作者氏もおっしゃる通り「ただのメモ帳」だ。
メモしたい時に新規作成して、保存。それぞれが1件ずつリスト表示される。
しかし、そこに「リンク」という概念が加わる。ここがキモ。
全てのメモは、何かしらのメモにリンクされる(どこにも指定していなくとも、トップにある「ルート」という削除不能の仮想メモにリンクされる)。
意図的に全リンクを外す事もできるが、それは実質的には「ゴミ箱行き」だ。しばらくは「最近のメモ」にリンクされているし、「ゴミ探し」でサルベージも可能だが。
左のスクリーンショットでツリー風表示されているエリアがあるが、これが、リンク関係を表している所。着目しているメモについてのリンク関係が表示されているものなので、実際は、この表示以上にリンクはされている(例えば、「プライベート」のリンクを展開した中にも「ルート」がある。これは、「プライベート」と「ルート」がリンクされているからだ。こういう風にループ状も在り得る)。
俺は、いまのところ、とりあえず新規メモは、ホームの下に作成し、要所に内容が空のメモを作成しておき、気付いた毎に、各メモをそこにリンクさせる。分類用フォルダを作成して、そこにファイルのエイリアス(Winではショートカットだっけ?)を置くようなイメージで使っている。
んー、文章で説明すると難しいな。
とにかく、これ、カード型データベースとかが好きな人はハマるんじゃないかなぁ。アウトラインプロセッサ的にも、京大カード風やマンダラート風にも使えるし。
リナザウのキラーアプリかもしれない。
コメント
mishimaxさん江
いただいたコメント、文字化けして、ページ表示レイアウトが狂ってしまうので、申し訳ありませんが削除させていただきました。