通勤マンガーZ:愛ある叱咤激励、俺育て!虎ヘッド風味:第二部 :オヤジの退院 に、ねこぱんち。
マンガーさん、すしバーさん同様、俺も、子供のころには、よく親父に怒鳴られた。
ブログでも何度も書いているが、俺の親父は、あまり家庭を顧みない人だったが、そのくせ、怒鳴る。
理不尽そのものだと思った。
まぁ、好き勝手に職を転々とし、借金だらけで、名実ともに我が家では権限があまりない親父の説教なので、俺と弟は、ろくに聞いていなかったが。
でも、今になって思えば、親父の理不尽な事といえば「親の言うことは聞け。クチゴタエするな!」くらいだった。
悪いことをしたら叱られるのは当たり前として、他に、いちいち細かいというか用心深い親父だった。
寝る前は、ガスの元栓を閉めた。ガスコンロのホースが繋がっている所にあるのじゃなく、流し台の下にある仕切弁の事だ。
小物をちょっとしまい忘れると「踏むと怪我するから片づけろ」という。
ハサミなどを使うのは、タタミや床の上での作業は絶対に不可。テーブル上で使わせた。当然「終わったらすぐに、引き出しにしまえ」と言った。
鉛筆が床に転がっているだけで、原因者は怒鳴られた。
……ここまで列記してみると、やっぱりいちいち理不尽かもな(笑)。
しかし、親父は、常々「用心には、やり過ぎるという上限はない」と言っていた。
今、たぶん、俺は、嫁さんや子供から見れば「細かい事にうるさい親父」になっているんだろう。
今は俺が、親父と同じ事を言っている。
もう少しで、親父の三回忌を迎える。
コメント
しかし、お父さんの用心は、すごく正しいですよ。
ただ、正しいことほどうるさいものはないですからね。
間違いなく、「うるさいオヤジ」だったのでしょう。
でも、父親ってのは、まず正しくあり、かつ、うるさくあった方がいいのかもしれない。
ちゃんとした父親になりこそなったもんで、なんか、色々考えますね。
もし、次があるなら、ちょっと、そのへん考えてやってみます。
物の片付けは俺もいわれました。本を読んでるとき本から30cmは顔を離せと叱られたりしました。寝転がって本よんでたら蹴られたし。
でもいまでも30cmは顔を離して本読んでるし、視力が落ちなかったのも親父のおかげかなあと思ってます。
小さいころは口うるさいこともこの年になるとそれがいい習慣になってるってこと多いです。大人にならなきゃわかんないのが情けないっすけどね。w
すしバーさん江
自分が親の立場になって、色々理解できた事ってありますよね。
極端な話、鬱陶しいと思われても細かく注意する、とか。
マンガーさん江
寝転がって本を読むなってのは、お袋に散々言われました。「本を書いた人、作った人に失礼だろうが!」って。
まぁ、リラックスした自由な格好で読んでもいいだろう、という意見もあろうかとは思いますが、俺は寝て読むのは大嫌いですね。他人がそうしている姿を見るのも。