釧路旅行記4

 前回の続き。
 2日目、8月9日の旅行記その4。

 順調に進み、18時頃には釧路市内に入ってしまう。
「晩飯の店、予約してるの7時半なんですよ。どこか見物するにも中途半端だし、ちょっと、実家に寄っていきますか?」
「いいんですか? もしご迷惑でなければ、ぜひ」
 そんな訳で、すしバーさんのご実家に呼ばれることにした。ちょっと図々しいかなとも思ったが、歓迎されているのだと判断し、素直に喜んだ。
 街路灯に「啄木ロード」っていう小旗がついている一帯に入ってすぐの所に、ご実家はあった。車を停めて、脇の路地を入ると玄関。
 明るくて気のよさそうな叔母さんに案内されて家の中に入ると、さらに、お母さんと妹さんが出迎えてくれる。
 みんな、にこにこして、いい感じだよ。ごめんなさい、突然に一家4人でおじゃましちゃって。
 入ってすぐの居間で座らせてもらう。嫁さんと子供たちは、DKの方へ呼ばれた。
「いらっしゃい。東京の、どちらから?」
「江東区です」
 嫁さんが応えている。あ!もしかして、相手はおばあちゃんか!?
 こりゃ、挨拶せねばと思い、俺も行く。
 うぉー。おばあちゃんだ! 椅子にすわって、にこにこしてるよ。
 冷やしラーメン食いたがってたおばあちゃんだ! インターネットを見たがってたおばあちゃんだ! うぉー。
 すみません。興奮し過ぎました。
「こんばんは。今日はいろいろ案内していただきました。おかげさまで、楽しかったです」
「それはそれは。遠くからきて、疲れたでしょ。東京の、どちらから?」
「江東区からです。亀戸とか夢の島とか、その辺です」
「あ、そう。そりゃ、たいへんだ」
 分かってくれたのかな(笑)。
 居間に戻って、叔母さんのご主人と息子さんと、しばし歓談。
 その途中で、DKから、気になる会話が聞える。
「ずっと東京に住んでるの?」
 おばあちゃんの声だな。
「そうです」
 これは、娘だな。
「遠くて、疲れたでしょ」
「少しだけ」
「そうだよねぇ。東京の、どちらから?」
 また聞いている(笑)。一家4人、同じ所に住んでいます(笑)。
「江東区の江戸川区寄り。海の近くです。荒川がそばに流れているの」
 娘が、丁寧に説明している。しかし、こまか過ぎて、たぶん分かってもらえないぞ。
 でも、とってもいい雰囲気。
 おばあちゃんは、すしバーさんのブログ記事に登場するまんまのキャラだったし(笑)。
 ご家族、ご親類、みな、親切で優しい。感動だな。
 いやぁ、ほんの数分間だったけど、すしバーさんのおばあちゃんと会話できたってのは、かなりの自慢だよ。サインもらっとけばよかったな。

 まだまだ続く。

ねこぱんち!
釧路旅行記3(自己)
俺育て!虎ヘッド風味:熱闘ブログ編: 赤い送迎車 阿寒−摩周観光案内 硫黄のにおいに隠された真実

コメント

  1. haghag10 より:

    ブログを読んでいると、この人に会ってみたいなと思うことありますよね。
    リアルすしバーさんやおばあちゃん。
    もう、びといんさんにとっては超有名人。
    サインもらっておくべきでしたね(笑

  2. ばあちゃん!夢の島はそこじゃねぇんだ!

    ねこぱんち日記: 釧路旅行記4 釧路、にわかガイドの事件簿 温泉湯煙の向こうに何

  3. すしバー より:

    そういや、ばあちゃんと「夢の島」関連で「ゴミ」の話とかしました?
    夢の島→ゴミっていう図式はあるんですけど、話してると、どうも、その・・私のTBにある施設に訪れる客が落とすゴミだ・・と。

  4. びといん(管理人) より:

    haghag10さん江
     すしバーさんのおばあちゃんは、俺の中では、井上和香ちゃんに匹敵するくらいのアイドルですね。

    すしバーさん江
     いや、「うちは夢の島の近くです」とだけいって、ゴミ関係のことはお話しなかったと思います。
     で、混乱させてしまったのですね(笑)。もうしわけないっす。

  5. すしバー より:

    多分、ざーっとわかってるからOKでしょう。
    夢の島を「ゴミの島」と説明したら、完全に理解しました。
    東京湾岸で間違いないでしょうか?

  6. びといん(管理人) より:

     東京湾岸で間違いないです。

  7. 釧路旅行記5

     釧路旅行記1、同2、同3、同4の続き。  2日目、8月9日の旅行記その4。  そろそろ、この日の分を書き終えないと(笑)。  ご実家で、大きいシュークリームを…