殺意? 人の生き死に?

 あまり時事ネタは書かない俺だけど、これはメモとして書いておこう。

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 実は、事件当日の夜、テレビ報道で知った時は、
「危ないからと、子供に刃物を使わせないし、学校でも使い方を教えないから、カッターナイフが人を殺せる道具だと言うことを知らないでやってしまったんだろう」と、
「ナイフで鉛筆を削れない軟弱な子供論」(笑)をぶっていた。
 しかし、時間を追うごとに、その俺の認識はまったく違い……違うどころか、それでは済まないとんでもない状況だという報道を、次々に見聞きする。
 それで、ほんのちょっとだけ自己嫌悪に陥って、この話題は放置していた。

 halfmoon-masakoさんが書かれたように、「わかりにくい時代」になったのかもしれない。俺も、今の子供の事は、よく解らないです。
 でも、俺は、完全にそうだとは思わない。というか、しょうがないことだと思う。
 年代が違い、目線が違うから、大人が子供の事を理解するには、相当の労力を必要とする。
 昔はわかりやすかった。それはなぜか。昔は自分も相手も、同じ子供だったからだ。そういう意味では、単純な原理なんだな。
 ただ、昔は、確かに、(俺たち)子供の事を解ろうと頑張って、真剣に教えてくれる大人が身近にたくさんいたような気がする。
 野良犬をいじめていて、駄菓子屋のばあさんに怒られた事があるよ。
 ばあさんは、「やめろ。石を投げたら痛いだろ!」といって、怖い顔して追いかけてきた。ばあさんが手に持ったコーラの1リットル瓶が、棍棒に見えたよ。

 閑話休題。
 今回の事件、加害女児には、殺意があった疑いが強まったという。
 それに対して「小学生が殺意を?」と多くの人が語っている。俺だって、彼女に殺意があったなんて思いたくない。
 でも、小学6年生にもなれば、人に対する好き嫌いはあるよね。もう、人格は形成されてるんじゃないかな。
 それこそ、「子供は皆、普通であり、普通じゃない」。これ、名言ですな。
 子供に限らず、人間全てがそうかもね。

 いずれにしても、すしバーさんが書かれたように、子供にわざわざ「人を殺す事はいけない事」とか、「殺されそうになったら逃げろ」とか教えなければならなくなったのかもね。ぞっとする。

 そして、うちの子は大丈夫だろうかと、やっぱり俺も思わずにはいられない。

 以上、支離滅裂、加えて自分の言葉では語れず。
 今回はご勘弁ください。これが精いっぱいです。

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 子育てギャンブル日記:あまり言及したくはないが

コメント

  1. あまり言及したくはないが

    あまり時事ネタに言及したくないんです。 でも、この事件だけには、人の親として、な

  2. サインは送っていた?

    わかりにくくなってはいても何かしらのサインは 必ず発していると思うんだ。あとから よーくニュース読んだらストレートパーマをかけてきたとか気の弱い…