リュックのコーティングを剥がせ!


 久し振りに使おうと手に取ったボブルビー ピープルズ デライト エアロ(以下「ボブルビー」)。だが、表面がベタベタしていた。
 シェル表面にシリコンコーティングが施されているモデルなので、加水分解ってやつだな。

 BOBLBEE/ボブルビー。
 20年くらい前の登場時、瞬く間に大人気になり、自ら購入しなくとも、その独特なフォルム(ABS樹脂製のハードシェル)のバックパックを見掛けたことがある方は多いと思う。
 最近、バイク乗りの間でブーム再燃しているらしい。

 これまで、2つのボブルビーを所有した。最初のは、それこそ最初期のピープルズ デライトを、某日本初の有料民間衛星放送の入会時プレゼント抽選だか開局十周年だか、なんらかの懸賞に当選していただいたもの。
 既に20年経つが、未だ現役。現在は息子に譲ってある。
 バイクに乗るのが好きな息子が、数年前に「ボブルビー良さそうだよね。お父さんの古いの貸して」と言うので、貸したら気に入ってくれて、以後愛用してくれている。

 件の表面コーティングがベタベタになってしまった方は、2010年12月購入。ブームの谷間の頃だったと記憶している。なので、時期的に素のモデルだと恥ずかしいので、一見ではボブルビーっぽくないフロントポケット付きを購入した。このオプションのおかげで結構高かったが。

 コーティングを剥がす前に、まず、フロントカバー&ポケットを外した。ポケットはボロボロだったので、だいぶ前から外したいと思っていたので、好機ともいえる。

↓フロントポケット取り外し前の状態。(10年前の購入当時の写真)

(先日の日記に書いた風呂敷もそうだが、10年経過すると物品にも何かしら転機が起るものなのかね。)

 コーティングを剥がすのは大変だった。プラモデル用の塗料溶剤(いわゆるシンナーの類)とマイペット、重曹配合ウェットシートを駆使して格闘すること3時間!
 塗料溶剤をバシャバシャかけてガシガシこすればもう少し短時間でコーティングを剥がせるのだが、ABS樹脂はシンナーに弱く、浸透するとひび割れが発生してしまうので、用心のため浸透する前に小まめにふき取りしながらの作業。こういう時に「ガンプラが趣味で良かった」と思ったね。多少の予備知識が役に立った。


 ボブルビーは、若干のモデルチェンジをしてはいるものの、ほぼオリジナルモデルのままで現在も存続している。昨年には、自動車のボディーにも使われているようなナントカカーボンでできたシェルを採用したプレミアムモデルもリリースされた。10万円以上するが。

 今回、コーティングを剥がしている途中で「予想以上に大変だな。新しいのを買うか」とも考えた。
 が。俺の持っているボブルビーは、“BOBLBEE” 又は“BOBLBE-E”ロゴがついている初代メーカーであるボブルビー社製造の製品だ。
 2015年にボブルビー社からポイント65社へハードシェルバックパック製品のライセンスが譲渡されたため、現在は製品名にだけその名が残っていて、製品そのものには、ポイント65社のロゴがこれでもかといわんばかりの大きさで刻まれている。
 それを否定つもりはまったくない。いつか新品を買うかも知れないし。
 ポイント65社もボブルビーを大事にしてくれているというのは伝わってくる。品質にも問題ないだろう。ただ、せっかく持っている「ボブルビー社製」なので、大切にしたいという思いだけ。

 バイク乗りでもアウトドア派でもないが、ボブルビーを背負ってもいいよね。
 少なくとも、流行に乗って購入して飽きて放置とかではなく、まぁ、コレクターやマニアでもないけれど、本当に好きなのよ、ボブルビー。

この記事へのトラックバックURL: https://between.musoubitokikaku.com/archives/26094/trackback

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください