38枚描いた

 二級建築士の設計製図試験(二次試験=実技)が、いよいよ今度の日曜日にせまった。

 7月4日から今まで描いた図面は——課題一式フルに描いたもののみで——39枚(うち資格学校での授業内で描いたもの8枚)だった。
 自宅練習では7月は週1〜2枚、8月に入ってからは週2〜4枚のペース。

 最初は1枚描き上げるのに6時間とかかかり、エスキスも——最初なので簡単な課題なのに——2時間近くかかってた。トータル8時間。本番の4.5時間の2倍くらいだよ。こんなんで本当に受かるのか?と思ってた。
 しかし、さすが高い受講料を払い、2ヶ月間、毎週日曜日に12時間くらい(休憩含む延べ時間)の講義に通った甲斐はある。確かに、エスキス1時間、作図3時間でなんとか収まるようになったよ。

製図
 ↑こんな図面を3時間で描いている。

 描いた図面を翌日見直すと細かいミスはいくつかあるんだけど、一発ドボンの重大ミスはしなくなった。
 試験、なんとかなりそうな気がする。

コメント

  1. ka2-yuki より:

    おぉお!!すごい。よくわからないがとにかくすごいというのはわかります。それにしてもやっぱり継続は力なりなんでしょうね。びといんさんの努力にすごいと思うとばかりです。本番がんばってください!

  2. ろぷ より:

     これを三時間でっ。
     パッと見ですらガチな図面じゃないですか。しかも数字とかデータとかの整合性が取れているわけでしょう?
     労力を想像すらできないけれど、本気ですごいってのはわかります。理系の細かさだけじゃなくて文系の直感力とかも必要そう。

     さっきから「すごい」しか言ってませんが、ほんとすごいんだからしかたないッス。

  3. むつみ より:

    39枚はスゴいですねえ。某学校では『試験までに30枚書きましょう』と指導してたって話だけど、実際なかなか30枚書ける人は少ないそうな。
    今一番大切なのは・・・風邪をひかない事かしら?。あと、当日忘れ物をしないとか(笑)。ほぼ1年の総仕上げですものね。頑張ってください。応援しております♪。

  4. びといん より:

    ka2-yukiさん江

     はい。ここは正直にいいます。自分でもここまで頑張れるとは思っていませんでした。俺、凄いです(笑)。
     本音としては、去年不合格だったので、今年は、これ以上学費を出したくないという一心だったというのが大きいんだけどね。

    ろぷさん江

     いやいや、実際はたいしたことないんですよ。
     もちろん、この試験を受ける人はみな、建築の仕事をしているか、大学で建築系を習得された人ですから、それなりの知識は持ってます。んでも、独学受験だと、その知識が災いすることがあるんですな。
     実務とは違うからね。学校で「試験のための書き方がある。課題を満足するように、機械的に描け」と教わりました。
     文筆で例えるなら、小学校で教わった「『〜ね』が入っても違和感がない所に句読点を入れましょう」を忠実に守るようなものかな。それを実行すれば間違いじゃないので減点にはならないけど、普通の文章としては、句点が多くなってかえって読みにくいよね。

    むつみさん江

     俺が通っている資格学校では当初から「最低でも宿題+αで毎週3枚は描いて来い」と言われてました。9週間だから、合計30枚くらいですね。同じだ。
     家で週に2〜3枚(8月下旬からは毎日1枚)描くのは、まじに大変でした。作図だけじゃなくエスキスや基礎的な予習復習もあるしね。
     この歳になると、物覚えも悪いので、ひたすら繰り返し練習するしかないんですよ。ちなみに、俺は教室24人中で最年長でした。二級建築士だもんな(笑)。

  5. ろぷ より:

    おめでとうです。
    そういう同級生ってのもいいですね。

    勝利の栄光を君に
    ( ̄^ ̄ゞ

  6. びといん より:

    ろぷさん江
     ありがとうございます。
     たぶん、現時点での最新記事#4079 http://yumemasa.blog12.fc2.com/blog-entry-4079.html へのコメントだと思いますが(笑)
     はい。この歳になって、学校に通い、気の合う同級生と出会えるとは思ってませんでしたよ。
     資格学校に通う事は決意したんですけど、二級って若い人ばかりだろうと思っていたし、実際クラス約30人中半数が20代、10人が30代前半、40代は2人でした。
     いずれにしても、合格という「本来の目的」以外にも多くの物を得る事が出来て、貴重な経験でした。