「カリキュラマシーン」へ、自己トラックバック。
帰宅すると、Amazonに注文してあった「カリキュラマシーン ベストセレクション DVD-BOX」が届いていた。
これを見るのは30年ぶりくらいだ。
しかし、過激でシュールな内容だよ。こんなに凄かったっけ、と我が目を疑う(笑)。
もちろん、当時の放送基準・社会背景としては問題なかったのだろうが、よくこんなのが子供向けの朝の番組として成立していたなぁ。
大人になった今見ると、さらに面白い。
コレクションとして、お薦め。
別にアマゾンの回し者ではないが、買え!
コメント
買う!
っつーか、注文しました。
「10の束1とバラ2」ですから!
「きゅうたすさ〜ん!!」て叫びます。
芸者がねじれてねじれて・・ですし。
ロボットを「カの字」って呼びます。
えーと、あとは・・
すしバーさん、やはり買いましたか。
そうですよね〜
「をををを〜くっつき〜のを〜!!」ですよね。
いやぁ、カリキュラマシーンの話を共有できる人って、少ないんですよ。
再放送もされてないですからね。
リアルタイムで見ていた年代以外には、まさに伝説の番組ですな。
突然ですが、カリキュラマシーンのディレクターだった宮島将郎です。ネット検索でそちらのブログに辿り着きました。演出している時には想像もしなかった隠れファンの多さに驚いています。
去年の暮には経堂でファン数十人に番組の話をしました。その時にも、あんな内容の番組がよく放送できたという声が多数ありました。
当時も番組の内容を監視する市民団体があり、特に子供番組には厳しく、当然カリキュラマシーンにもクレームがありましたが、プロデューサーがすべてシャットアウトしてディレクターに一切注文をつけませんでした。
プロデューサーが<子供番組でも大人向けの内容><子供は、やってはいけないことに興味をもつ>という考えを企画段階から貫いたからです。
作家の喰始さんがVAPのVHSに「作家が好きなことが出来た最後のテレビ」と書いていますが、それはディレクターも同じです。全員が、いかに常識に挑戦するか、アウトローになるかという意気込みで作っていたのです。
今見ると、よくこれでOKしたなというシーンがありますが、一日に120シーン録るスケジュールでNGを出すのは恥ずかしいことで、役者は楽屋とスタジオの間を走り回り、スタッフも猛烈な速度で収録しました。そんな勢いが面白さを増したのだと思います。
わたしは今、番組のファンだった若い人たちとラジオ番組を作っています。こんな余韻が楽しめるのもカリキュラマシーンならではです。
どうか、末長くお楽しみください。
なぜか3回送信されました。削除をお願いします。
宮島さん江
コメント有り難うございます。
当時の番組関係者の方にコメントいただけて嬉しいです。
ところで宮地さんは、ひとつ間違ってます(笑)。
俺たちはカリキュラマシーンの隠れファンではなく、放送当時もいつも楽しく観ていました。俺のまわりでは大人気番組でしたよ。
どうか大威張りしてください。
ラジオ番組も、がんばってください。
さっそく返事を書いてくださってありがとうございます。
<隠れ>と書いたのは、みなさんが子どもの頃はテレビの前で堂々と見て、そして友達にも話していたことは知っていますが、
大人になってカリキュラマシーンのファンだと人前で言うのが恥ずかしい人もいるかと思ってのことです。
当り前ですが、わたしはぜんぜん恥ずかしくありません。あんなに大変だったのに、いちばん思い出に残ってる番組だから、むしろ自慢したいのです。いや、お言葉どおり、これからは大威張りすることにします。
ついでにラジオ番組のことを書きますが、「年寄りの大逆襲2!」(わたしが68歳だからですが)という番組で、聴いた人が「これゲバゲバじゃない」と言った、ギャグ、コント、ブラックユーモア、風刺の過激な番組です。ミュージックバードで土曜日の午前3時〜4時、全国のコミュニティーFM31局で放送しています。
ここまで書いて気がついたのですが、大威張りと大逆襲は語呂が合いますが、年寄りがやると顰蹙をかいそうです。と言いながら、実は相当に顰蹙をかうタイプなのです。
そうそう、過激と言えば、「別にアマゾンの回し者ではないが、買え!」は気に入りました、ラジオで使わせていただきます。
わたしはラジオで大頑張りしますが、びといんさんはどんな仕事をされてますか、メールでも結構ですから、お聞かせください。
ブログのオーナーがびといんさんじゃなかったらお許しください。
宮島さん江
このブログの管理人はびといんですから、問題ないです。
「隠れ」とは、そういう意味だったのですね。
ミュージックバードは視聴可能ですので、今度聴かせていただきます。
ディレクターさんのコメント、やっぱ面白いですね。
俺らが小学校の頃でしたから、もう30年以上前ですもんね。
しばらくして「ウゴウゴルーガ」が好きなことやってた感じもしましたが、やっぱカリキュラマシーンは越えられなかった感じですね。
作家の喰始氏の名前、久々に聞きました。
氏の名前を聞くと『夜のドラマハウス』が懐かしく思い出されます。
すしバーさん
ウゴウゴルーガの人たちがカリキュラマシーンのような番組をやりたかったのだという話は、ギニョさん(「じゃまた」の斎藤ディレクター)から聞きました。
だいぶ前に、ウゴウゴルーガの関係者だった久保田達也(通称クボタツ)さんと呑んだときも、カリキュラマシーンの話で一夜が明ける(実際は夜中に別れましたが)勢いでした。
カリキュラマシーンの作家たちとはほとんど連絡がありませんが、アニメで活躍している浦沢義雄さん、童話作家の岡本一郎さんとはときおり話します。
「年寄りの大逆襲2!」をいっしょに作っている須田泰成さんはカリキュラマシーンとモンティ・パイソンに憧れ、イギリスの学校でコントの勉強をし、ラジオの台本を書いていた人です。モンティ・パイソン関係の本を何冊も書いていますが、数年前に初めて会ったとき、「カリキュラマシーンのディレクターに会えると思わなかった」と言いました。たぶんもう絶滅したと思っていたのでしょう(冗談)。「なぜ?」とわたしがと聞き返したら、須田さんは「だって今のテレビの番組はグズグズですから」と答えました。すしバーさんはどうですか? 須田さんとはそれ以来の親しい付き合いです。
カリキュラマシーン2を、須田さんたちが作ってくれるといいとし、わたしたちも参加できればもっといいと思っています。
私は、今でもテレビが好きですし、それほどグズグズだと思いませんが、今のテレビはとにかく、タレントの消費が早いですね。
タレントばかりじゃなく、ブームの消費も早いです。消費し尽くしたら終わり。だから、長続きしないんでしょうね。
カリキュラマシーンは、間違いなく、何かを創っていたと思いますし、思い返せば、私は私なりの”シュール”な感覚をあの番組から吸収したと思います。
浦沢義雄氏も関わっていらしたとは。
浦沢氏の東映の子供向け特撮番組のシナリオは、シュールでかつ、泣けました。
宮島さん江
カリキュラマシーン2……観たいような観たくないような。
どうあがいても、絶対に昔のを越えられないでしょうし。
すしバーさん江
ブームやタレントの消費は早い気がしますね。
それと、今のお笑いブームって、確かに勢いは感じますけど、いわゆる若手芸人ってギャラが安いから手っ取り早くて、使いやすいってのもあるんじゃないでしょうかねぇ。
あくまでも予想ですけども。