iOS 6で全角スペースの入力も楽になった

 前記事の通り、iOS 6によって——Macの「ことえり」のユーザ辞書とiCloud同期できるようになり——iPhone 4Sのユーザ辞書の管理が楽になったわけだが、全角スペースの入力も多少は楽になった。

 iOSでバイスでは、相変わらず全角スペースがダイレクトに入力できないようだが、以前「連絡先」アプリをユーザ辞書風に使う技(iOSの日本語変換時、「連絡先」の姓名欄の内容が変換候補として現れる事を逆手に取った技)の時は、“ @”(全角スペースと全角のアットマーク)をよみ「す」などでMacの「アドレスブック」に登録し、iPhoneと同期していた(iPhoneでは他からのコピー&ペーストでも、頭に全角スペースが入る文字列を登録できない)。iPhoneでは「す」で変換した“ @”から“@”を削除して、全角スペースを入力していた。

 これが、iOS 6になって、“ ”(全角スペース)のみをユーザ辞書に登録する事が可能になった。

 まず、ことえりの単語登録で、「よみ」を“す”(ここでは、スペースの“す”。その他ご自由に)、「単語」に“ 
”(全角スペース)を入力。無品詞で登録。
120923_iosjisyo-01
 iCloud同期により、ほぼリアルタイムで、iPhoneの「ユーザ辞書」にも反映される。
120923_iosjisyo-02
「す」と入力すると、全角スペースが変換候補に登場(最初のうちは第一候補ではない場合もある)。
120923_iosjisyo-03
 そのまま確定すればオッケー。“@”を削除するという手間がなくなっただけでも、ちょっと楽になったよ。

連携するアプリ

 最近購入したiPhone用アプリ。まぁ、無料アプリは日々多数ダウンロードしているんだけども、今回は、有料アプリを2つ。

 Awesome Note [→App storeへ]

 通称 aNote。ToDo機能付きのメモ帳アプリ。テキストメモと、写真貼付メモ、ToDoが一元管理できる。UIはそれほど好きではないんだけど、450円なので思いきって購入。
 今年に入ってから、意識的に使っている Evernote とデータ同期できるのがありがたい。
 もちろん、aNote上で扱えるテキストメモと写真貼付メモのみ(ToDoは Evernoteへは単なるテキストメモとして転送されるし、Evernote上のWebクリップは、画像貼付のテキストメモとして aNoteへ転送されて、表示順が乱れる)の同期だけど、俺は Evernote でもほとんどテキストメモしか入力していないので、大きな不満はない。それどころか、メモの入力や一覧性に難ありの iPhone用 Evernoteアプリの不満点を、aNoteが解消してくれる。

 角川類語新事典 [→App storeへ]

 物書堂さんがリリースした日本語関係辞書という事で、購入。実用性は当然として、ひまな時に漠然と「読む」、つまりは「辞書をパラパラめくる」という感覚をiPhoneで味わえる、楽しさ。そして、同じ物書堂さんの大辞林とも連携する。
 物書堂さんは応援してるんだよね。そういう意味でも購入を決めた。iPhoneアプリとしては高価だけど、書籍の同盟辞書を買うよりは安いし、手軽。

待望の日本語入力ソフト!

 egbridgeUniversal の正当な後継の日本語入力ソフト「かわせみ」が遂にリリース。
 物書堂さんは、これを作るために設立された会社と言っても過言はないだろう。egbridgeUniversalの販売・サポート終了以後、ずっと待っていたよ、この日を。
 しかも、シングルライセンスが1995円、3ライセンスのファミリーパックが3990円という安さ。我が家には3台のMacがあるので、応援の意味も込めて(笑)ファミリーパックを購入。

 機能は必要十分なシンプルさ。そして軽快な動作。あたり前だけど、ちゃんと学習してくれるし(笑)。いや、ことえりは長期間使っていると、ある時、学習しなくなってしまうような気がするんだよ。
 30日間フル機能が使える体験版もあるので、ユーザー辞書にいろいろ単語登録してやっとそこそこ使えることえり(それでも、使い込めば使い込むほど、なぜか莫迦になっていく)にウンザリし、かといって、ATOKの重くて若干不安定な動作も好きになれないという人は、とりあえず試用してみていただきたい。
 対応OSは LeopardとSnow Leopard。

 いやぁ、長年愛用していたegbridgeの後継ソフトが出てくれて良かった。

言葉を選ばなくなった

 約1年半くらい、ことえりを使ってきたが、ここ最近、変換効率がかなり悪化してきた。長期間使うと、ふいに変換学習を忘れてしまうというか、なんだか妙な学習をしてしまい、以後は使えば使うほど莫迦になっていくような現象は、あいかわらずだった。
 もう少ししたら、かわせみがリリースされるのだけど、それまでの数週間が待てない。そろそろ我慢の限界だ。
 ってことで、1年半前に削除したegbridgeUniversal2を再インストールした。Leopard対応アップデータを適用すれば、SnowLeopardでも動くらしいので。
 もちろん、環境設定類やユーザ辞書は、CD-Rに保存してある。

 で。無事に動いているよ。うん。
 快適。

iPhoneで全角スペースを入力する方法、失効!?

 iPhone 2.1アップデート以後だろうか。日本語入力をしている時、連絡先(アドレス帳)の姓名が変換候補に出なくなった。ググっても同じ症例がヒットしないので、俺のiPhoneだけか?
 もちろん、これはこれで真っ当な事ではある。例えばメモを入力している時にいちいちアドレス帳から候補をあげられて迷惑だったし、それをやめる事は変換動作を速くする方法のひとつだろう。
 しかし、困ったことも起こるよな。そう、以前「iPhoneで全角スペースを入力する方法」という記事にも書いた、裏技が効かなくなっちまったのよ。
 日本語変換用ユーザー辞書機能を搭載して欲しい。それがダメでも、せめて、全角スペースが入力できるようにしてくれ。
 おじさんは困っています。

iPhoneで全角スペースを入力する方法

 いくら探しても、iPhoneでは全角スペースが入力できない。「日本語文章は行頭字下げ」が信条で、ほとんど無意識にそれを行ってしまう俺としては、モブログといえども、少々の苦痛を感じていた。
 で、いつものようにiPhoneとMacをiTunesで同期させている時に、閃いたのよ。既出かもしれないけど、もはや定番である「連絡先(電話帳/アドレス帳)」を日本語変換辞書登録風に使う技を利用できないか? ってね。
 結果、あっさりと出来た。
iPhoneで全角スペースを入力
 Macのアドレスブックで(iPhone辞書用のグループに)「姓=「 」(全角スペース)」、「姓のよみ=「あ」」で新規登録。そしたら、iTunesで同期。
 以後、iPhone上で全角スペースを入力したい時には「あ」で変換。別に「読み」はなんでもいいけど、フルキーボードでもテンキーでも入力しやすいように、母音のどれかにしておくのがいいと思う。
(特に行頭字下げ派のiPhoneユーザーは)お試しあれ。

iPhoneに単語登録を

 iPhoneのネタばかり続いてすまぬ。
 そのiPhoneの日本語入力。キーボードではなく、変換辞書の話。ケータイとしては、まあまあの登録語彙だと思う。予測変換もいい感じに働いてくれるし。
 しかし、単語登録ができないんだよねぇ。
 例えば顔文字。「かおも」で変換(フルキーボードのローマ字入力だと「かおm」で変換)すると、いくつか出てくるけど、使いたい物がない。
 どうにかならんかとネット検索していると、「変換単語登録に、連絡先を代用する」という技を紹介しているのを見つけた。そういえば、メール本文やメモ帳に入力している時、連絡先(なんで、こんな名称にしたんだろ。素直にアドレス帳でもよかろうに(笑))に登録されている名前なんかも変換候補に出てくる。
 ってことで、早速、試しにいくつか登録してみる。iPhoneでチマチマやるのは面倒なので、まずMacのアドレスブックに登録した後、iTunesで同期させよう。
 後で整理しやすいように、アドレスブックで「iPhone用単語登録」というグループを作った。そのまんまじゃん(笑)。その中にiPhone用単語を入力していく。「姓」欄に単語。その読み欄に、単語の読みを入力。
iPhoneで疑似単語登録
 MacとiPhoneを同期させた後、メモ帳で入力。おぉ! ちゃんと変換候補にでるぞ。
iPhoneで疑似単語登録
 まさに発想の転換。この疑似単語登録技を発見した人は、凄い!

 追記(2008.09.27)
 既に2008.09.20付「iPhoneで全角スペースを入力する方法、失効!?」という記事には書いてありますが、改めてこちらにも記述しておきます。
 iPhone OS2.1では、通常の日本語変換時にアドレス帳(連絡先)の姓名欄を参照しなくなったため、この裏技は使えなくなりました。

広告

 当ブログには、多数の広告提携サービスに加入し、邪魔にならない程度に色々と掲載しているが、それらの事を、俺はずっと「アフェリエイト」と呼んでいたよ。今では「アフィリエイト」が一般的なんだねぇ。
 電子辞書で調べたら、確かに affiliate というスペルだしなぁ。
 でも、昔(といっても、数年前だが)は、皆「アフェリエイト」って言ってなかったっけ?
 まぁ、どうでもいいけど。

 どうでもいいのだが、ちょっと恥ずかしいので、ユーザタグは全て「アフィリエイト」に修正しといた、小心者な俺(笑)。

egbridge郵便番号辞書の更新

 egbridgeの販売終了は良いとして(いや、良くはないけど(笑))、今後のアップデートも当然なくなった訳だよね。
 で、ちょっとした不都合として浮上してきたのが、郵便番号辞書。これ、市町村合併なんかで意外に頻繁にメンテナンスが必要なんだけど、その郵便番号辞書も、エルゴソフトからはアップデーターはリリースされない状況。

 日本郵便でデータ公開されてはいるけど、これを利用するにはちょっと加工が必要で、面倒くさい(笑)。ってことで、フリーの郵便番号辞書を利用させていただく事になるんだわ。
 今回利用させていただいたのは、Blue MIrror Soft「郵便番号辞書テキスト版」というやつ。
 日本語変換ソフトの登録可能なテキストファイルで、ことえり用とMS-IME用が提供されている。
 egbridgeは、ことえり用の登録テキストが読込めるので、これから専門語辞書を作製しようという作戦だ。

 以下、忘備の為に、簡単に作業手順を書いておく。

 ダウンロードしたファイルのうち、ことえり用のハイフン有り版(080131_K-.txt)とハイフン無し版(080131_K.txt)を、テキストエディタを使い、コピー&ペーストなどでひとつに繋げ、別名保存。

 鉛筆メニュー>環境設定ツール>[辞書]ペインで、egbridge付属の郵便番号辞書のチェックを外し、使用不可にしておく。

 egbridgeの辞書管理ツールを起動し、ファイル>新規専門語辞書を選択。

egbridge専門語辞書作製ダイアログ
 再変換辞書も同時に作製できるよ。

 egbridge付属の郵便番号辞書は不要なので削除したいところだけれども、
 /ライブラリ/Input Methods/egbridge Universal 2.app(実態はアプリではなくパッケージ)
 の中から郵便番号辞書を引っこ抜くだけでもいいのかねぇ。念のため、インストーラーをつかった方が安全だけど、郵便番号辞書だけのアンインストールはできないみたい。

 あ、今回紹介した郵便番号辞書テキストは、当然ながら、ことえりにも使えるからね(笑)。ぜひご利用していただきたい。
 ちなみにことえりは、専門語辞書って機能はないけどユーザー辞書が複数設定できるので、郵便番号専用のユーザー辞書を新規作成すればいいだけ。ただし、egbridgeみたいに、ユーザーが再変換辞書までは作製できないけども。

ことえりについての追記

 昨夜の記事投稿以後(今日は)、フリーウェアのことえり用追加辞書「山椒辞書」「NADのカタカナ語5.1」をインストール。そして、新たなユーザ辞書を作成し、今までのそれはオフにした。
 念のため、自動学習辞書[※]ゴミ箱へいれて、Macを再起動。

ことえり山椒辞書

山椒辞書をダウンロードしていただき、誠に有り難うございました。
15,000語程度と少ない語数ですが、ことえり2及びことえり3、ことえり4の変換効率を劇的に向上させることができると自負しています。ぴりりと効きます。

【「NADのカタカナ語辞書」の説明。】
この辞書はAppleの文字入力支援ソフト「ことえり」の追加辞書です。
「らぶ」「はっぴー」と入力して「love」「happy」と変換させることが出来ます。
主に英語の「読み」だけがわかってる時にスペルを調べたり
和文の最中に英文を混ぜる時のための辞書です。
「カタカナ語辞書」と言うより「カタカナ→英単語辞書」と言った方が
正確かもしれません。

「山椒辞書」は「山葵辞書」のお試し版的な物。とはいえその効果は素晴らしい。
 ことえりは、egbridgeと比較して、和英というか外来語というか、「英単語の読み→英単語」の変換が全然できない。それを補完するのが、「NADのカタカナ語辞書」。
 この2つを適用するだけで、ことえりが見違えるほど賢くなるよ。

※ 自動学習辞書 下記のファイル。
 ~/Library/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis/LearningDictionary.dict
 文節区切りを学習してくれるみたい。(当然と言えば当然だが)誤変換もしっかり記録してくれるので、中身を確認すると恥ずかしい(笑)。。本当は時々メンテナンスしてあげた方がいいんだろうね。