子育てギャンブル日記:子供になった昨日の夜 に、ねこぱんち。

 この記事を読んで、まず「すしバーさんがうらやましい」と思った。

 家庭環境は、それぞれだろうから、よその事はまったく解らないし、解ろうとするつもりもないけど、ともかく、すしバーさんは、今まで両親に見守られ続けていた事を、初めて実感できたのだと、俺は読み取った。

 親父がガンで死んでから、もう1年が過ぎた。だけど、俺は、未だに、親父を許せない。
 いや、許せないまま死んでしまったので、たぶん、俺が死ぬまで、永久にこの感情をひきずったままなんだろう。

 今思えば、生きているうちに小まめに実家に足を運び、話をすれば良かったとは思う。昔から家庭を省みない馬鹿な親父だが、放任するのではなく、ちゃんとやれよと、もっと言ってやってもよかったのかと。それで親父が言うことを聞くか聞かないかは、またひとつ次元の違うことだし。

 あれだけ辛い思いをしてきたお袋が、「最後に「お前には苦労かけて、悪かったな」と言った。それで、すべて許す」と言った時には、正直いって、唖然とした。
 なんで、その言葉を、もう少し早く言ってやらなかったのかと。何も出来なくなってから言うなよと。

 だから、俺は、親父を絶対に許せない。
 でも、親父を許す事が一生できない俺自身にも、腹がたち、情けなく思う。

 墓は、建ててやる。親父が、その初代だ。今度こそ、遅過ぎるけど今度こそ、しっかり鎮座して、皆を見守ってくれよ。

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6 thoughts on “

  1. 私は、オヤジと同業者なんで、同業者の先輩として全く尊敬すべき点がないオヤジに腹が立ってました。
    でも、人間的には尊敬してたから、もしかすると今になってわかることができたのかもしれないです。
    私の場合「おまえには苦労かける」という言葉を、オヤジは、お袋と私の両方に言ったんですよ。
    びっくりしました。あのちゃぶだいひっくりかえすようなオヤジが言ったのか?と思って。

    で、思うんですけど、びといんさんは、お父さんを許せない自分と一生闘っていって欲しいです。
    本人と闘うチャンスは残念ながらもうないみたいですので。
    それに比べたら、私はありがたいチャンスをいただいたと思います。

  2.  はい。うちも、もしも親父が家族全員に「苦労かけてすまなかった」と言っていたら、俺の考えも変っていたかもしれませんねぇ。
     などと言っても、今更 if 側を考えても不毛ですよね。
     このまま、一生戦っていくんでしょうね。
     どう戦うか、その過程でどうなるかは、まったく解らないので、自分が腹立たしいけど、不思議と不安はないです。

     すしバーさんには、チャンスを最大限いかして欲しいと思います。

  3. 何だかお二方のコメントを読んでいたら
    父親に対して素直ではない自分がいたたまれなくなってきました…。
    生きているのに、言葉で伝えられない言葉が沢山あって
    ここまで育ててくれた感謝を忘れてしまってます。

    「お前のプリンが食べたい〜」と言ってるけど
    面倒臭いから気が向いたらと返す私…。
    明日は金曜日だし作ってあげようと思いました…。

    居なくなってからしか判らない親への感情があることを
    思いながら頑張って会話を積み重ねて行きたいです。

  4. りみさん江

     娘に「プリンを作ってくれ」と言ってるお父さん。素直でかわいいじゃないですか(笑)。
     ぜひ作ってあげてください。

     まぁ、「気付いた時には遅い」ってのは確かなんですが、「遅くならないと気付かない」って事も多々ある訳ですから。
     ほんと、それこそ、何かのきっかけに触れた時に、ちょっとずつ思いを積み重ねていけば、それでいいし、それが一番幸せなんだと思いますよ。

     すみません、偉そうに。ちょっと金八はいってます(笑)。

  5. 1966

     昨日、父の事について書いて、その恥ずかしさついでに、過去に書いた詩でもアップしようと思い、探したけど無い。  武田鉄矢さんも、「親父の事は唄にしにくい。「おふ…

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