師走を詠む

 この数日間で詠んだ句。
 あちこちに投稿しているので、既出。

:-

「今から帰るよ」電話の息白む

 セーターの袖短きに大笑い →子供の衣替え風景

 パソコンと言えども全自動ならず →年賀状書き、まだ手をつけてない。

 姉弟(きょうだい)でケーキ予約に駆けてゆく

 一日中コタツの中で顔見れず →猫。

 肌寒し布団に呼び込む猫カイロ →猫。

コメント

  1. 師走の句なのに暖かい気持ちになれますね。

    「セーターの袖短きに大笑い」

    これなんか好きですね。

  2. びといん より:

    通勤マンガーZさん江
     ありがとうございます。
     セーターの句は、だいぶ昔に詠んだもので、冬物が1年たったらもう着れない、子供の成長を喜んだ句ですが、編み物にちょっと失敗しての和気あいあいシーンか、と言われたこともあります。
     ひとつの句で色々な風景を想像してもらえると、嬉しいですね。