去る日曜日。関西をメインに活躍されている講談師・七井コム斎さんが2ヶ月に1度(8月を除く偶数月、年5回が基本のようだ)東京公演で開催されている「ガンダム講談会」にまたまた行ってきた。
去年の6月以降、毎回予約申し込みはしているんだけれど、仕事の都合でどうしても行けないこともあり、半数くらいしか参加できないのが悔しい。でも、コム斎さんいわく「このイベントは3回来れば常連です」とのことで、俺も常連になれたかな。そして顔と名前を覚えていただけたでしょうか(笑)
さて。会を重ねるごとにパワーアップする本イベント。
今回の出演者・演目は下記の通り。
(舞台の写真は、当日に撮影・公開許可がでています)
郡司総帥「郡司総帥のガンダム食事事情」
毎回特定の(狭い)テーマでまったりとガンダム世界を解説する郡司総帥。今回は、態勢中の戦艦の中などで用いられている宇宙食、いわゆる「チューブ飯」を、なんと再現して持参。観客に試食させていた!
ホワイトベースのコック長はタムラという日系人なので、たぶん日本食も作られただろうと、さぬきうどん味、梅干しおにぎり味、味噌汁味なども試作。場内大爆笑。
青沼リョウスケ「起動演劇ガンダムUC act.2〜僕のシータはオードリー」
こんな写真しか撮れなくてすみません……。
前回から参加されている青沼さんは、ガンダムUCを一人芝居で。この衣装のとおり、基本的にはバナージ視点で進行するが、他のキャラもちゃんと(笑)演じる。
スピード感があってとても面白いのだが、持ち時間が少ないためか、物語はあまり進展しない(笑)。
それにしても青沼さんはバナージの声に似ている。
大野敦子・スモー野口「アツコ・オオノ 平和のために歌います」
毎回、ギター伴奏ですてきな歌声を披露してくださる、東京ガンダム講談会のアイドル・大野敦子さん。
今回は、機動戦士ガンダムF91の主題歌「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中」を熱唱。ギターの野口さんの「もう少し話すことないの?(もっとトークしろ)」の無茶振りにもめげず、一所懸命だった敦子さん、いいわ。
大野さんは先日、この曲をきちんとJASRACを通した形でのカバーCDとして発売したそうです。凄い。
ファミコンキッド「ガンダム朗読〜龍の子ウッソ」
毎回楽しみな演目。おとぎ話などをガンダム世界に置き換えた物語。
となりに住む優しくないお姉さん、バイク大好きなおじさん、村の掟をやぶってドッゴーラになってしまったお母さん。何故かシャアも登場したりして、はちゃめちゃな展開に。ホント、キッドさん、毎回よく思いつくなぁ。
上記各演者の間に、七井コム斎さんのガンダム講談が入る。
今回は、それぞれ「ガンダム乙乙《かさねおつ》編」より、「ダカールの晩餐」「グレミーの悟り」「発信!アーガマもどき」の三席。
相変わらずのアクションとMSの動作の擬音も満載で、かつジオン目線での物語の進行は、とてもわかり易い。
正直言ってZZにはあまり思い入れはないのだが、これをきっかけに、文字通り見返してみようかなとも思った。
ジオン女子校「切れよ国民!紙切り国民学校」
最後は、恒例のジオン女子校で、今回はコム斎さんが最近趣味でやっているという「ガンダム紙切り」の実演。生徒は大野敦子さんと、りこさん。
ドムを簡略バージョンで切るというお題。簡略化されているのにちゃんとドムに見えるのが凄い。コム斎さんのセンスだろうな。敦子さんのはハンブラビみたいになっているけど(笑)、これはこれでいい!
エンディングは全員舞台へ。そして会場全員で「ジーク・ジオン!」
今回は、初めて懇親会にも参加させていただいた。
蒲田にある、安くて美味しい中華料理屋さんで、ギョウザを堪能しながらの歓談。
演者さんでは、コム斎さん、ファミコンキッドさん、青沼さんがご参加されました。本番会場内ではできない語り合いができて楽しかった。
コム斎さんの「池田秀一さんにお会いした時、『(ガンダム講談などについて)シャアは怒ってません。もっとやれと言っています』とおっしゃった」とか「本当にシャアみたいな人。金を稼いで生活は安泰なはずなんだけれど、どこか暗い面があるみたいな雰囲気」とかのお話が印象的。「やっぱりそうか!」と思えた。つか、池田さんはシャアの代弁をするイタコかよ!(笑)
神保町から蒲田までの移動や帰りの電車の中など、参加者同士でもいろいろお話ができて、よかった。
ガンダムファンに悪い人はいないね。
また参加させていただきます。
ジーク・ジオン!
コメント
見つけちゃった!
レポ、ありがとうございます(*^_^*)
これからもよろしくお願いします。
また見に来ますね☆
大野敦子さん江
コメントありがとうございます。
また見に行きますね!