映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を観た

 VFXを用いて、昭和30年代の町並みと、そこで暮らす人々を優しく描き出し大ヒットしたシリーズの三作目にして完結編である「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を、昨日観てきた。
 ネタバレしないようにさらっと全般的な感想を書いてみる。

 第1作が東京タワーの建設中。第2作が東京タワーが完成した翌年。そして今回は、東京オリンピック開催の昭和39年。
 高度成長期を迎え活気溢れる中、茶川先生の作家生命の危機と、ロクちゃんの恋を軸に物語は進行する。

 まぁ、設定的に無理やりだったり、時代的な物品の登場がわざとらしかったり、「こんな小さい町の中だけで全部繋がっているはずはねーだろ」と思うような事はかなりある。でも、それはきっと確信犯的なことなんだろうな。
 言ってしまえば「作り物」である事はあたりまえだが、「みんなの想い出・記憶の中にある昭和」を凝縮したのが夕日町三丁目なんだろうと思う。ただ懐しいだけではなく、三丁目の住人すべてが、優しさで満ちあふれている。ベタでいいのよ。うん。故に、この作品に対しては前述のような苦情はナンセンスだろう。

 今回3Dで観た。俺にとって初めての3D映画だったのだが、正直いって、3D効果を堪能できるシーンはほんの数ヶ所。これを期待してはいけない。
 だが、3Dメガネをかけている事も忘れるほど入り込んで観て、最後まで満足感は維持された。3Dで堀北真希さんと小雪さんを観ることができただけ儲け物だ(笑)。

コメント

  1. うち。 より:

    3Dの堀北真希…見たい!
    なかなか映画館へは行けませんがコレは観に行きたいなぁ。
    結局いつもDVDかロードショーですがw

  2. びといん より:

    うち。さん江
     小さいお子さんがいるとなかなか映画館には行けないですよねぇ。
     でも、この作品は可能ならば映画館で見るというか、あまりネタバレが氾濫する前になるべく早く見る事をお薦めします。感動作です。