スティーブ・ジョブズさん、お疲れさま

 10月5日、アップルの前CEO、スティーブ・ジョブズさんが亡くなった。
 正直に言えば、8月末に体調不良を理由にCEOを辞任した時に——いや、もっと前からの病気療養の頃から——とても心配していた。でも、アップルへの完全復帰は無理としても、今後の生活をのんびりと過して欲しいと願っていた。

 いくら大好きな企業とはいえ、俺の今までの人生において、その会社の社長・会長の訃報に対してこれほどまでに感慨にひたる事は、皆無に近い。というか、企業トップのお名前を知らない企業がほとんどだ(笑)。
 もちろん、ジョブズさんと話をした事も会った事もない。イベント等でお姿を拝見した事すらない。

 俺が初めてMacを購入したのは、たしか1993年頃。ColorClassicだった。当時のCEOはジョン・スカリーさん。それ以前のジョブズさんについては「伝説」として知っている程度だった。偉大な創業者だとは認識していたが、功績などを聞いても実感が湧かなかったな。
 しかし、前世紀末に経営的にどん底だったアップルに復帰してからのジョブズさんについては、リアルタイムで知っている訳で。
 俺としては、Newtonやクラリス社を切ったのは、いまだにちょっと許せないけれども(笑)、それを加味してもなお、ジョブズさんの功績は偉大だと思う。俺ごときが言うまでもない事だが(笑)。

 ともかく、我家では18年間ずっとMac一筋。子供たちなんか、物心ついた時にはすでにMacがある生活だよ。小学校当時のパソコンの授業は「画面の文字が汚くて気持ち悪い」とか「なんでマウスにボタンが2個もあるの?」とか、苦痛だったらしい(笑)。誤解されるのを承知であえて極論を言えば、これがMacの素晴らしさなんだよな。

 なんだかジョブズさんとは関係ないグダグダの文章になってしまったが、ご容赦願いたい。

 ジョブズさん、お疲れさまでした。でも、また新しい世界で何かスゲー物を発明しているかもしれませんね。いずれ俺がそっちへ行った時には、またそちらでもワクワクできる物がそろっているんでしょうなぁ。

 ご冥福をお祈りいたします。

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