復活のChicago

 先日、我がMacBookにChicagoフォントが入っておらず、かなりのショックを受けたわけだが。結論としては、バックアップしてたものからコピーしてきて、復活。その記録をしておく。

Chicago
 前の記事のコメント欄でいただいた情報と同様、俺もググってみたら、Mac OSXにはChicagoはなくなったようだ。ただしClassic環境としてMac OS9のシステムフォルダが存在すれば、そのフォントもOSXから参照されるので、使えていたと。インテルCPU搭載機になりClassic環境は使えなくなったので、たぶんMacBookを使うようになった時からChicagoも使えなくなっていたんだな。ってことは、2年以上も気付かずにいたのか! まさに不覚!

 閑話休題。Chicago復活の試みの話。いや、別に試みというほど大げさではないけど。
 まず、動体保存してあるiBookタンジェリン(貝殻型のやつ)からChicagoをコピーしてこようと考える。しかし! 以前自宅サーバ導入実験をした時に、Tigerの、しかも必要最小限構成のみをインストールしたままだった。最初からOS9をインストールから始めるのは嫌なので、断念。
 次。動体保存してあるDuo2300c改(トラックパッドをトラックボールに換装してある)を確認。しかし! Ethernetポートを増設するDuo mini Dockが行方不明。DuoDockはあるが、これは故障している(処分しないとなぁ。DuoDockのリサイクル料金っていくらだろ……)。
 さらに。動体保存してあるPowerBook1400c/G3(CPUをG3カードに換装してある)を確認。OS9.1で起動。行けるか。しかし! 無線LANカードのドライバファイルが壊れていて、AppleTalkで接続できない。FDDはあるが、MacBookではFDが読めない。フォンネットアダプタは捨ててしまった(仮にあったとしても、たぶんMacBookが対応してない)。
 色々と思案していると、思い出した! 以前、Classic環境のシステムフォルダをCD-Rにバックアップコピーしておいたぞ。それを引っ張り出して来た。
 2005年5月のTiger使用時期。そのOS9システムフォルダをコピーしたCD-Rのフォントフォルダに、あったよ、Chicagoというファイルが。Leopard環境のMacBookにマウントしたCD-R上での表示なので、残念ながらスーツケースアイコンではないが、まぎれもないChicagoだ。
 これを、home/ライブラリ/Fonts にコピー。見事、Chicagoフォントが使えるようになった!

 ちなみに、起動ディスク直下のライブラリフォルダや、システムフォルダ内に入れても、認識されない。どうやら、ユーザ毎の個別利用扱いのみらしい。

 Chicago。確かに、今となっては古さを感じる事は否めない。しかし、かつての(英語版の)システムフォントだろ。Mac伝統のフォントであるChicagoが、こういう扱いだとは、寂しいのお。

コメント

  1. sugar より:

    むつみさんも書いていたように、あるのが当たり前だと思ってて、気付かなかったんですね。

    で、ちょっと野暮なこと言うと、これって、厳密に言うと、使用許諾契約に反したりする?

  2. びといん より:

    sugarさん江
     そうそう。あるのが当たり前だと思ってたから、いざ使おうと思った時に、かなりのショックを受けましたよ。
     んー。厳密にいうとヤバいかもしれませんね。でも、漢字Talk7.5.3が無料公開されてるくらいだし、ちゃんとOS8.5やOS9のパッケージは所有してるので、それでなんとか勘弁していただくということで(笑)。

  3. sugar より:

    うん、勘弁してあげよう(笑

    7〜のパッケージがすべてあるウチも、勘弁してもらおう(笑 いいのかっ

    そうそう、Appleがフリーウェア化してくれるのが一番ですよね。使いたいユーザが居るんだっ!

  4. びといん より:

    sugarさん江
     AJからフリーで公開されている7.5.3をインストールしておくってのはどうでしょうね。もちろんインテルMacでは動かないんですけど。数百MB程度なので今では使わず置いておいても問題ないし。
     あ、インストールができないからダメかな(笑)。