かなり久しぶりの寄席見物、新宿末廣亭へ

 鴻池の猫兄に誘われて、新宿末廣亭に行ってきた。

 14時半頃、昼の部の中入りちょっと前に入場して夜の部トリまで見物。末廣亭は、独演会などの特別演目以外の時は昼夜入替なしで、通しでいられる。2800円で半日フルに楽しめるたぁ、安い娯楽だよね。さすがは庶民の文化。

 この十月上席では、好きな噺家さんのひとり柳亭市馬師匠の噺を楽しみしていていたのだが、初めて生で見た市馬師匠は身体が大きく(テレビ出演などで大きいとは知っていたが、予想を超えていた(笑))、巧さと相まってどっしりと安定した噺を聴かせてくれた。
 市馬師匠の少し前に、柳家喬太郎師匠の代演で俺の一番贔屓《しいき》古今亭菊之丞師匠が登場! これは予想外だったので嬉しかった。綺麗な江戸言葉と迫力ある動きで、相変わらずの凄まじい高座を見せてもらった。
 かつて中学・高校の頃に落語にはまっていた時にも大活躍されていた三遊亭金馬師匠の高座を見られたというのも嬉しい。まだまだお元気そうでなにより。

 入った時は動物ものまねでおなじみ江戸家猫八師匠が演っていた。当代も円熟味が増し、先代にそっくりになってきた。
 他のイロモノさんも映像で見るのとは違い、どなたも楽しかった。ライブ感って伊達じゃないね。

 この日は、川柳つくし師匠の真打昇進披露もあり(つくし師匠は落語協会で四番目の女性真打だそうだ)、夜の部主任(大トリ)もつくし師匠。出オチって訳ではないだろうが(笑)出囃子がビートルズの「イエローサブマリン」ってのでまず笑った。「ガーコン」一本の川柳川柳師匠の弟子ということで、どんな演目なのかと期待と不安があったが、ご自身で創作落語を多数作っているとのこと。この日も創作落語だった。女性らしい題材のいい噺だった。俺と同世代(プロフィールによれば師匠は俺のひとつ下)というのも勝手に親近感を覚える。真打昇進口上にめぐりあったご縁。追っかけてみようかな。
 ところで、つくし師匠は以前テレビで見た事がような気がするなぁと思っていたのだが、師匠が噺のあとに余興でやったウクレレ漫談「来世頑張れ〜」で思い出した! 師匠、別名で「エンタの神様」に出てたろ! (後日確認したら、やはり、マダムKANACO名義で「エンタの神様」や「笑点Jr」に出演しウクレレ漫談をやっていたとプロフィールにもあった)
 懐かしさでますます親近感(笑)。

 去年の春に、「ちりとてちん」をNHKオンデマンドで観て久々に落語熱が再燃し、菊之丞師匠の落語会には何度か行ったが、寄席は二十歳くらいの時に行ったきりで、今回が二度目。なので一応二度目とは言っても初めてに近く(笑)、新鮮な気持ちで楽しめた。
 あー、楽しかった。年内にもう一回くらいは寄席に行きたい。

 余談。
「ちりとてちん」がNHK BSプレミアムで久々に再放送される。月曜〜金曜の朝7:15。
 NHKオンデマンドで何度も視聴したが、BSの高画質で本放送当初のような放送ペースで観られるので、こちらも楽しみ。


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