赤い傘
ちょうど25年前に書いた詩を掲載。
掲載 2014年六月二十五日
詩集「1966」(1993年6月刊)掲載
初出 1989年六月二十五日 びといんねっと/詩蘭堂
横書きで読むなら、下記の追記を。縦書きで読むならこちら(縦書き文庫)。
赤い傘
ちょうど25年前に書いた詩を掲載。
掲載 2014年六月二十五日
詩集「1966」(1993年6月刊)掲載
初出 1989年六月二十五日 びといんねっと/詩蘭堂
横書きで読むなら、下記の追記を。縦書きで読むならこちら(縦書き文庫)。
たばこ屋のばあさん
掲載 2008年十二月二十八日
初出 1990年
びといんねっと
自家製本詩集「1966」(1993/06)収録より
横書きで読むなら、下記の追記を。縦書きで読むならこちら(縦書き文庫)。
なんだっけ
掲載 2008年十二月二十八日
初出 1990年
びといんねっと
自家製本詩集「1966」(1993/06)収録より
横書きで読むなら、下記の追記を。縦書きで読むならこちら(縦書き文庫)。
「この道はもっと狭くて もちろん舗装なんかしてなかったんだ」
公園から高台へと続く坂道で 目を細めて話すその姿が
ぼうず頭で半ズボンのガキに見えて
そいつはジャリ道を駆出して行った
親父の子供の頃なんて 知っているはずもないのに
なんだか身近に思えた
「この道はもっと狭くて もちろん舗装なんかしてなかったんだ」
日向夢想/夢想人企画
初出 1991年5月 びといんねっと
自家製本詩集「1966」(1993/06)収録
参加 いつかなりたい小説家
自転車
すれ違い
自転車
すれ違い
自転車
信号待ち
隣にいた人と 10秒間の会話
自転車
信号待ち
自転車
すれ違い
自転車
すれ違い
夢想人企画/日向夢想
5円ボール
作:日向夢想(夢想人企画)
近所にゴムボールを作る工場があって
ちょっと変形してたり傷があるボールを
子供に直売してた
通称「5円ボール」
原っぱで三角ベースをやるには
そんなボールで十分だった
2、3試合で、すぐに壊れるボールだったけど
生き生きと飛び跳ねていた「5円ボール」
(c)2006夢想人企画
でもいいんだ
作:日向夢想(夢想人企画)
大きめのグラスに 少しだけ酒を注ぐ
少しだけね
ベランダで青い月を仰いで はるかに思いを馳せる
無心にね
アイディアがひとつ湧きそうで でも一口飲んだら
忘れちゃった
でもいいんだ
涼んでいるだけだから
初出 詩集「1966」
(c)1993,2006夢想人企画
深夜の境内
砂敷にあしあとをつけて遊ぶ
朝には
ならされてしまうだろうに
日向夢想/夢想人企画
力、ちから、チカラ。
どうやってだせばいいの。
夢、ゆめ、ユメ。
どうやっておもえばいいの。
心、こころ、ココロ。
どうやってつたえればいいの。
まず、歩きなよ。
踏み込むことさ。
それを実感デキルカイ?
みんな非力さ。
希望もない。
自分本位。
そうだろ?
まず、歩きなよ。
踏み込むことさ。
ほんの小さいけど、
手摺はあるだろ。
それにつかまって。
ソンナコト、ワカッテル!
どうやってだせばいいの。
どうやっておもえばいいの。
どうやってつたえればいいの。
日向夢想/夢想人企画