嫁さん、息子と、「容疑者 室井慎次」を見てきた。
俺評価70点ってところかな。満足ではないけど、面白かった。
まず「踊る大捜査線」シリーズだという先入観を持ってみると、今までのシリーズとはまるで違う雰囲気に、違和感すら感じる。
これは意図的にそう作られたのかもしれないし、そもそも今回は脚本の君塚さんが監督やってるし。(「踊る〜」シリーズの面白さは、本広監督の手腕によるところが大きいんだな、というのを再確認した)
まぁ、仕掛けやアクションで魅せてくれた今までと違う、人物描写というか心理劇というか、そんな流れだったね。
君塚さんは、「夜の大捜査線」や「ブラックレイン」が大好きなんだなと思ったが、いかがだろうか。
セットやロケ建物は、商売柄、楽しく見れた。
すしバーさんも書かれていたとおり、セットにも何か語らせているというか。
灰島の事務所のビル。見た事あるなぁと思ったら、あれ、某県庁か?
新宿の町は、あれ、まるごとセットだったんだね!すげー!アルタとか、イトーヨーカドーが見える位置からカメラパンして新宿北署が映るあたりとか、全部セットか! ロケとばかり思ってた!
役者さんたちは、上手い人ばかりでよかった。つーか、君塚監督、芸達者な役者さんたちに助けられたな、って感じ?
田中麗奈さんの一生懸命さ、八嶋智人さんの怪演、哀川翔さんの熱さ、佐野史郎さんのおとぼけ。いいね。
八嶋さんと佐野さんは役が入れ替わっても出来たと思うのは折れだけか?
いや、なによりも、「ジョニーとショウの共演!」ってだけで、小躍りしてしまうよね、俺らの年代は!
んでも、解らなかったのは、大杉漣さんは、どういう役?(笑)
湾岸署の課長が室井に「和久さんも心配していました」と伝えた一言が、グッと来た。いかりや長介さんが演じた和久さんは、劇中では存命という設定なんだね……。
最後に。これから観に行こうとする人は、事前に「警察庁、警視庁、警察署」の組織についてある程度理解しておいた方がいい。これらの確執がキーワードだから。
ねこぱんち!
→俺育て!虎ヘッド風味:第二部二幕:たたき上げ刑事 工藤敬一
コメント
大杉蓮は、公安関係者じゃないでしょうか?
説明がほとんどなかったですね。
今日も歩けば「G−GROOVE」
♪ででっでっで、ででっででーででっでっで、ででっで、でーれー♪こんばんわ。三歩歩くと、このメロディがアタマに流れる八城と申します。一応、コレは「G−GROOVE」
大杉漣さんは「警備局公安課課長」です。
ちなみに終盤では新城も公安の補助をしております。
詳しい事は(http://www.npa.go.jp/koho1/sikumi.htm)でご参照下さい。分かると面白いですよ、この映画。
すしバーさん江
あぁ、大杉漣さんは公安関係者ですか。なるほど。
八城あかねさん江
公安課長ですか。
新城は毎回、憎らしいのか味方なのか微妙なキャラですよね。最後は理解者で終わるんですけど。
んでも新城も室井も、元々は「警察庁からの出向組」だったとは知りませんでした。
湾岸署の課長が室井に……
ねこぱんちブログでも、容疑者室井の感想がアップされていた。なかでも
劇場版『容疑者・室井慎次』感想見聞!
映画『容疑者・室井慎次』を観てきました。もうすぐ終映と聞いていたので、観客も少なかろうと思っていたのですが、まだまだ混雑してました(泣)。でも、知り合いのエキストラの顔を見つけることができて、楽しかったです。鑑賞後、映画の感想(感想元のトップページ:キネ