友、遠方より来る

 そもそもそれほど友達が多いわけでもないし、もちろん皆かけがえのない大切な方々なのは言うまでもなく、区別なんかできないのだが、ぜひお会いしたい方がいるのも確かで。
 いろいろな事情で、頻繁には会えない友もいる。ネット上での知り合いだと、長い間交流はあるのに、遠距離であるためになかなかご対面といかない事も。

 先日の記事にも書いたが、ブログを始めて十年。その同期開始以来――俺はその後、利用するブログサービスを引っ越してしまったが――ずっと交流を続けていただいている友達のひとり、特に最初期に同じ話題で意気投合し、会いたいねとは話しつつもなかなかその機会をつかめないままだった盟友がいる。
 その盟友が、先週末、仕事がらみで東京にこられるというので、歓談の都合をつけてもらった。

 待ち合わせ場所で開口一番「やっと会えた」と言われた時には、涙が出そうになったよ、まったく。
 そして、会った瞬間から、初対面だとは感じなかった。

 ネット上のみとはいえ十年も付き合っていれば、お互いの素性とまではいわないが、なんとなくの人物像は構築されている。友はその思った通りの部分と、もちろん、実際にお会いしたら違うなと思う部分もあった(萌え萌えメイド喫茶の常連だと思っていたのに、そうでもないらしいとか)が、やはり何も違わぬ盟友そのものだった。って何が言いたいのだ俺は(笑)

 気がつけばたくさん飲んだね。大半が他愛ないどうでもいい馬鹿話だったかもしれないけれど、たくさん話したね。
 楽しくてあっという間に時間が過ぎ、最後はぐだぐだになってしまったけれど、勘弁しください。

 ここ最近は「ひとはひとりではいきていけない」を痛感し、自分なりにそれを信条にして日々を送っているつもりだが、こういう、盟友が遠方から会いに来てくれるという事があると、またその重みが増す思いだ。

 また、これからの人生の糧がひとつ増えた。

コメント

  1. ご案内、ありがとうございました。
    顔を合わせるのは初めてなのになんでしょうね、この感覚。「ひさびさに会ったなー」的な。出会い頭から矢吹ジョーばりのノーガード戦法でしたもんね。ほんと不思議。
    関西のノリでいろいろ失礼を言ってないか心配です(汗

    うん、また来ます。
    また飲みましょう。
    大阪に来られたら案内しますし。

  2. びといん(管理者) より:

    ろぷさん江
     お疲れさまでした。
     案内だなんて(苦笑)。でも、深夜の街を肩を組んで無駄に歩き回った事も、なんらかの意味があるのかもしれません。
     また会いましょう!