MacでJW_CADを使う

 仕事では、JW_CADを使っている。これはWindows用の——MS-DOS時代から——歴史ある建築用CADソフトウェアで、高機能ながら無料。業界内での利用者も多い。

 ここではBoot Campで、という話ではない。俺も普段はBoot CampでWindows 7を起動して作業しているのだが。
 図面を確認したいだけとか、ほんの微修正の時は、いちいちMacを再起動するのは面倒くさいんだよね。つかWindows大嫌いだし(笑)。
 そこで登場するのが、仮想Windows環境とか互換レイヤーとかってやつなんだけれど、以前使っていたMikuInstallerは、現在の俺の環境ではうまく動作しない。

 それらについて久々にネット検索で調べてみると、NXWineってのがあった。これもUNIX用のWindows互換レイヤーであるWineを簡単に使うためのツールで、Mac OS X 10.6以降用、XQuartz不要というもの。
 機能は少なもののちょっとJW_CADを使いたいってな時には十二分。
 仕事で使う以上、こうした互換レイヤー環境を過信するのは危険かもしれないけれど、少なくともJW_CADを扱うについては、もしも仕事用のMacが不調になったり、そこのWindowsがおかしくなったりした時にも代替のMacで作業が可能という、緊急時に備えての安心感はある。

 まぁ、うちの事務所のパソコンはMacだけですなんて事は、あまり公言していないけれどね(別に隠してもいないけれど)。無用な不信感は抱かせたくないので。いや、Boot CampではWindowsがネイティブ動作してるから。

 ともかく、Windowsも(互換レイヤーにてWindows用ソフトも)動くMacってやっぱり素敵。

コメント

  1. さいとう7よっちゃん より:

    へぇ…、MacでもWine動くんですね。うちのLinuxにも入れてて、結構いろんなソフトがちゃんと動くんで重宝してます。

  2. びといん(管理者) より:

    よっちゃん江
     Mac用のWineはIntel Macが登場した頃から出てますけど、コンパイルが必要だったりX11用の他のツールも必要だったりと色々面倒でした。
     最近は、このような簡単に導入でいるのが増えたので助かります。