PDAの草分け「ザウルス」生産停止、高機能携帯に押され (2008.12.13 YOMIURI ONLINE)
シャープが、1990年代に大ヒットした携帯情報端末(PDA)「ザウルス」の生産を停止していたことが13日、わかった。
日本のPDAでは草分け的存在だが、パソコン並みの機能を備えた携帯電話「スマートフォン」の登場などで、役割を終えた。在庫がなくなり次第、販売も中止する。修理などのアフターサービスは続ける。
俺も、昨年19月まで、リナザウことLinux搭載ザウルスSL-C1000を愛用していた。そのだいぶ前……今から10年以上前にも、当時のザウルスを使っていた。
途中、NewtonやらPalmPilot/WorkPad/CLIEやらを渡り歩いて、現在はiPhoneという遍歴の中、ブランドでくくるとすれば、「シャープのザウルス」の使用期間が一番長いんじゃないかなぁ。PDA以前の電子手帳やポケコンなんかも、シャープ製もよく使っていた。
言うまでもなく、シャープは、このジャンルの製品ではリーダーたる企業のひとつだった。
アップルが大好きで、あれだけ思い入れ深く愛着もって使っていたNewtonの終局時よりも、もはや使わなくなって1年以上たったザウルスの生産終了を聞いた今回の方が、感じる寂しさが大きいような気がする。
やっぱり日本の企業が頑張ってくれるのは嬉しいもんね。
シャープは現在、携帯電話機の国内市場シェア(占有率)でトップ。担当者は「ザウルスの機能は携帯電話に受け継がれている。ザウルスのブランドを冠した新たな商品を投入することも検討している」と説明している。
ザウルス、お疲れさま。
そして、シャープには、ますます頑張ってほしいですな。
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