テレビで放送したのだが、オフ会で出かけていたので録画しておいて観た。
公開当時は、なんか駄作っぽかったので観なかったんだよね。なので今回は初観賞。まず、ごめん。すげー面白かった。これなら劇場で金払って観てもよかった。
バブルへGO!! タイムマシンはドラム式 スタンダード・エディション 馬場康夫 ポニーキャニオン 2007-08-17 |
1990年。バブル景気の末期。
フィクションだからかなり大袈裟な描写(さすがに、学生の卒業パーティーのビンゴ賞金200万だとか、中央官庁の局長付ボディコン秘書ってのは、ないだろ? たぶん)もあるけど、確かに、繁華街なんかは、あんな風な半狂乱な事になってたなぁという時代だった。
ちなみに、1990年って結婚する前年だわ。俺は建設業界の人間なんだけども、当時は資材価格が目茶苦茶高かったな。この後すぐにバブル経済が崩壊するとも知らず、まだ皆浮かれていた。
ラストは、一応はハッピーエンド。それが良かったのか悪かったのかは解らんけども、奇想天外なSFアクションコメディとしての結末としては、これで良しと思う。
過去と現在との関係についての描写は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや、「サマータイムマシン・ブルース」の方が格段に上だが、たぶん、それらの作品の出来が良すぎるのだろうし、そもそもコンセプトが違うのだろう。
アマゾンのカスタマーレビューにも「奇想天外な話だが、タイムマシンで過去に行くというだけですでに奇想天外なので、違和感なく楽しめた」ってあるが、そう、目茶苦茶なんだが、特にバブル期を経験している人には、コメディとしては理屈抜きに楽しめるんじゃないかな。
冒頭、財務省OB(伊武雅刀さん)にインタビューする女性記者。あれ、吹石一恵さんだとは気付かなかった。特殊メイクで老け顔にしてる訳なんだけども、最後まで観た後に、もう一度最初の部分を見直して確認しちゃったよ。
サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格) 瑛太 上野樹里 与座嘉秋 ポニーキャニオン 2006-02-24 |
バック・トゥ・ザ・フューチャー マイケル・J・フォックス クリストファー・ロイド リー・トンプソン ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2006-04-01 |
コメント
社会人になったときは、すでにバブルが終わっていた世代ですが、やっぱ無理やりバブルを終わられたのは失策だったんじゃないかなと映画みて思いました。ま、後知恵でなんとでも言えるけども。
劇場に2回見に行ったくらい好きな映画です。
完全に旬を過ぎた広末が生き生きと映されていたのには驚きました。
あと、阿部ちゃんは仕事しすぎです。
びといんと、食い物も慰労したいです。
mishimaxさん江
まぁ、実際は、あの土地投機を規制する通達だけがバブル崩壊に繋がったわけじゃないでしょう。放っておいても崩壊すしたんだと思います。
すしバーさん江
面白かったです。
初めて広末さんを可愛いと思えた作品でした。