さらばアキバデパート (2006.12.26 YOMIURI ONLINE)
JR秋葉原駅と接続しており、電気製品以外の様々な商品を扱う店が入る「アキハバラデパート」が今年いっぱいで閉店する。デパートの運営会社が全面刷新を検討しているためで、秋葉原の名物の一つとして訪れる人を迎えてきた「実演販売」コーナーも姿を消すことになる。同デパートには連日、閉店を惜しむファンや常連客が詰めかけている。
既に数年前に閉店は決定されていたんだけど、ついにこの時が来てしまった。
子供のころ、交通博物館に連れていってもらった時には、まず午前中に神田明神にお参りをしてから、アキハバラデパートで昼食、その後、メインに交通博物館という流れだった。交通博物館も今年の5月に閉館したしなぁ。
高校生の頃は、秋葉原は通学の乗換え駅だったので、放課後にちょくちょく立ち寄った。その頃(25年近く前)にすでに「百円均一専門商店」が存在していて、小遣いの少ない俺らはとても便利に利用させてもらった。
もちろん、現在でも、嫁さんや子供と一緒に秋葉原にでかけると、あの電気街口周辺に堂々を存在するアキハバラデパートは、アキバの象徴だという認識でいた。
闇市〜電気街〜パソコンタウン〜オタクの街……と変貌してきた秋葉原、最近では飲食店も多くなったし、マンションなどの居住区も増えた。
なんらかの泥臭いマニアックな街のままで存続して欲しいけど、今後はどうなるんだろう。
コメント
あぁぁぁ。とうとう閉まっちゃいますか。
戦後最後の闇市の象徴っぽい建物だったんだよねぇ。中のお店も含めて。
あの絶妙の胡散臭さが良かったんだけども。小奇麗で無味乾燥な建物になっちゃうんだろなぁ。
ラジデパの地下と末広町界隈のジャンク屋が無くなると御徒町から秋葉に歩いてく楽しみがなくなっちまいます。と、残念至極。
というか、雷鳴が(汗
Koningさん江
ほんと、うちらの年代だと、あの胡散臭さは捨てがたい魅力ですよね。
今は普通のデパート(?)になってますけど、小学生の頃=30年くらい前のアキハバラデパートは、とんかつ屋、中国雑貨店、模型店が並んでいたりして、色々な意味で変なにおいが充満してる怪しい建物でした。
実演販売のシャンプー、買いましたよ・・・。
アキハバラデパートと、ラジオ会館のあたりで戦後の闇市が開かれていて、そこからあの街ができたらしいですね。
すしバーさん江
なんかアトピーも治るとかっていうシャンプーですか?
アキハバラデパートやラジオ会館、それにラジオデパートとかは、もろに闇市からそのまま建物に発展したようなものらしいです。
そんな意味も含めて戦後最後の闇市と言われたんすよね。
ラジデパとガード下が奇麗になってジャンク屋も湘南位しかなくなって足が遠ざかってたんですけどね。これでまたって感じす。
食べる所ないときには、あの安いすし屋は便利だったのに・・・・
私は上京組ですが、15年くらい前は毎週秋葉に集ってたくちです(^^; 鉄道博物館もかなり足を運びました。閉館のときに行けなかったのが心残りだったんですが、今度はいよいよアキハバラデパートなんですね……。
アキハバラデパートは全体的にともかく密度が濃くて、3階だったかのホームウェアのお店なども所狭しという感じが何とも言えませんでした。デパート前の実演販売、目の前でトマトがすっと切れるのが面白かった……。
そうそう、ジュリーが原爆をつくってしまう『太陽を盗んだ男』(長谷川和彦)、原爆の材料は秋葉のガード下で集めてました。当時はまだ地方の高校生で、「へー。こんなところなんだー」と思って見ていたのも今は昔です。
私はアキハバラデパートで買い物をした事はないけど、
アキハバラの雰囲気が凄くある一角だと思ってました。
昔からあるものがなくなってしまうのって淋しいですよね。
ヨドバシできたり、有料トイレできたり、あまり綺麗になりすぎないでほしいですね。
koningさん江
かつてTK-80とかやってた頃が懐かしいですね(笑)。
さなだむしさん江
あの寿司屋は、意外と旨いですよ!
sugarさん江
実演販売は、手品の若林さんが好きです。
akiさん江
ヨドバシは、実は便利に利用させてもらってるのでなんとも言えないのですが(笑)、再開発ビルとかは、嫌いとは思わないけど、違和感は感じます。