弱冠、而立、不惑

 何のことかわかるだろうか。
「弱冠」は、多くの人が知っていると思う。「彼は弱冠23歳で起業して大成功した」とか「ベテランを振り切り、弱冠16歳で初優勝」などとよく言うからね。

 実は上記例文は間違い。俺は、昔からこの類の言い方が大嫌いだった。報道バラエティのキャスターも平然と使っていて、不愉快だった(笑)。
 リンクをたどった先で拝見したくもさんのプロフィールを読んで、改めて思ったことなんだけど。
(ちなみに、くもさんの文章。しっかりしていて好きです)

 タイトルにある「弱冠、而立、不惑」は、それぞれ「20歳、30歳、40歳」ずばりを現す異名。
 だから、正しくは「成人式を終えたばかりの弱冠にもかかわらず〜」とかいうべき。

 ましてや、「弱冠20歳の○○さん、手先が器用で、すでに3人のお弟子さんが……」と言っていた某テレビ番組のレポーター。
 これは「歓喜して大喜び」とか「前向きに善処する」と言っているのと同じだぞ。

 俺も、あと1年半で不惑なり。

 関連サイト
 ちょっぴりいい漢字:年齢の異名・寿齢

ねこぱんち!
TOKA: ニホンゴ、ムズカシイネ(追加040912)

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5 thoughts on “弱冠、而立、不惑

  1. (。・w・。 ) ププッ♪
    そういうツッコミ、大好きです♪

    そうですよね。「弱冠20歳」は「若干20歳」と書かないと「危険が危ない」になっちゃいますもんね。

    でも、思うに、言葉って凄いスピードで変化してるのも事実です。 現に「ゼンゼン」って言葉なんかは僕の幼い頃と180度変わってますし。「ゼンゼン大丈夫」とかね。

    でも、この「ゼンゼン」だって、大昔は今と同じ使われ方をしてたらしいですよ。 言葉の意味って、要は大多数の意見になった時点で変化しちゃう物なんじゃないでしょうかね? 

    そう考えると間違った意味でも、みんなの常識になった時点で「間違いだ」って訳でもなくなってくるんですよねぇ… うーん…言葉って難しいッス。

    ヤバイ、また哲学的な事を語りだしてしまった(汗)
    スンマソンm(_ _;)m

  2. やばいやばい!ゼンゼンやばいですよ!私。
    『弱冠の誤差がある』とか、公文書に書いた覚えがありますよ。
    キビシく、やばいですよ!
    鬼のようにヤバイですよ!
    死ぬほど生き恥さらしてますですよ。

  3. ( ≧∇)ノ”Ωへぇ〜へぇ〜!!
    そうだったんですかぁ〜
    秘書も間違って使ってたかも・・・
    日本語って難しいですね♪
    勉強になりました。

  4.  うわぁ。「若干20歳」も「弱冠の誤差」も、笑ってしまいました。すみません(笑)。

     そうですねー、「ぜんぜん」は「全然=まったくしかり」ですから、
    「食欲ある?」
    「夏バテかな。全然」
    「じゃ、軽く蕎麦にしよう」
     ……は本来はNGなんでしょうね。
     ただし、「全然ダメだよ」と言えば、正しくなる。
     この「全然」みたいに、時代によって微妙に変化する言葉も意識して探せばたくさんあるんでしょうね。

     確かに、言葉は生き物だと思います。故・金田一春彦先生も、そのようなことをおっしゃっていたような気がします。

     実はちょっと違う「おざなり=その場しのぎの対応」と「なおざり=決め事があるのにあまり守らずに動く」も、「いい加減に対処する」という大ざっぱな意味として、どちらも「おざなり」に混同されてますね(これは、俺も実会話では「おざなり」で統一しちゃってます(笑))。

    「新しい」は、平安時代までは「あらたしい」と言っていたらしいですし。

     この感じでいくと、夏場に浜辺でアサリなどを捕る行楽のことを「ひよしがり」と広辞苑に載る日も近いですね。
     それはないか(笑)。

  5. たった今、TVから「弱冠3歳」というナレーションが・・・
    金田一氏の指摘は私もテレビを見ていました。
    言葉の変遷には私も異論はないのですが、テレビという媒体で不特定多数に向けて、一部のおバカの無知からくる間違いを一斉に垂れ流すのはどうにかならんかと。
    言葉の乱れについては金田一氏同様別に気にはなりませんが、放送免許の持つ責任をもう少し意識しろって思う。

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