ユーミンの「中央フリーウェイ」で「右に見える競馬場 左はビール工場〜」と歌われた事でも有名な……と、ベタな書き出しだが、つまりは、先日、府中にあるサントリー武蔵野ビール工場の見学会に行ってきた。
参加している散歩サークル「ブラ浪漫」の企画によるもの。
※記事中の写真はクリックすると大きく表示されます(最後の集合写真を除く)。
サントリー武蔵野ビール工場(以下「工場」)の見学は予約制で、一般の予約は本人と同伴者を含めて8名までしか申し込めない。参加希望者が10名超えということで、ブラ浪漫主催者の呼びかけにより申し合わせて、個別に同じ日時のコースを申し込むことになった。俺は嫁さんとの二人分で予約。
工場の最寄り駅はJR南武線府中本町駅だが、分倍河原駅〜工場間のシャトルバスで無料送迎してくれる。
14時開始の見学コースに申し込んで、それに間に合うように工場に現地集合。
俺は嫁さんと分倍河原で昼食をとる予定で——我が家からは遠いので余裕を見て——11時45分到着の工程にした。順調だったので余裕あり過ぎだったが、食事の前に分倍河原駅でウンコしたり、食事の後に分倍河原駅前の商業施設でウンコしたり、工場には13時15分についたが外が暑くて死にそうだった体を休めたりと、結果的には大きな余裕はなく、正解だった。
13時40分くらいになると、皆が集まってきた。ブラ浪漫メンバーは11名(残念ながら2名が欠席により減)。同時間の見学者は50名くらいだったかな。で、たぶんうちらが最大勢力(笑)。
まずビジュアルシアターにて、概要や事前説明などを聴く。ガイドスタッフさんの挨拶に大きな声で「こんにちは!」と応え、スタッフ自己紹介には大きな拍手。どちらもブラ浪漫メンバーが率先し、一番元気がいい。相変わらずのこういうお子様感覚。実によろしい。もちろん褒めてます!
工場内見学は、工程順に、原料、仕込み、発酵、貯酒、ろ過、缶詰のコーナーに分かれている。
原料
言わずと知れた、ビールの原料・大麦や天然水について教わる。
大麦をひとつまみ食べさせていただいた。タタミみたいな強い香りがしたが、俺はこれをじゅうぶんに酒のつまみにできるぞ(笑)。
というか、早く飲みたくなった(笑)。
仕込み
ここは湿度が高くて蒸し暑いので、もうビール飲みたい気分がMAX!
発酵
麦汁を7日間程度発酵させると「若ビール」になるんだって。
この辺は一部非公開。
次の貯酒コーナーへ向かう通路からは、ビールを運ぶ配管がいっぱい並んでいる場所を見られる。
THE工場という感じの配管! かっちょいい!
貯酒
ボケボケ写真ですまぬ。
通路の突き当りの正面と左右にこの貯湯タンクの頭(お尻かも?)が出ていて、そこでコーナー説明が終わった時。
「プッシュ〜!」と音がして、正面のタンクが左右に開いて更に通路が開けた。一斉に「うぉぉー!」と感嘆の声が響く。 なんだこのSFチックな演出は。大きなお友達が皆大喜び。
この円筒形の通路は、引退した貯酒タンクをそのまま使っているんだって。
通路を抜けると、左右に本物の貯酒タンクが並ぶ室に。
ここで若ビールを熟成させる。ビールに炭酸ガスが溶け込み、味や香りがまるやかになるそうだ。
ろ過
ここを通すことで、澱《おり》や役目を終えた酵母が完全に取り除かれ「生ビール」の出来上がり!
缶詰
工場全体で、写真撮影のみ許可されていて、録音・録画は禁止だった。動いているところは飽きずに見ていられた。
いよいよ缶ビール完成か。
これにて工場見学終了。
次は、おまちかねの試飲だっ! わーい!
(ブログ掲載許可済)
美しい女性スタッフが、出来たての生ビールを注いでくれる。それにしても、女性スタッフが麗しい方ばかりで、実にいいねぇ(オッサン目線)。
試飲は3杯。そんなにいただけるのか! サントリー武蔵野ビール工場いいねぇ。素敵だねぇ。
1杯め。ザ・プレミアム・モルツを、香りを楽しめるようにワイングラスで。ぷはぁ〜!
2杯め。ザ・プレミアム・モルツ〜マスターズドリーム。ぷはぁ〜!
3杯め。再びザ・プレミアム・モルツを、今度はタンブラーで。ぷはぁ〜!
工場見学で、ビール飲みたい気分を徐々に高められたので、至高の旨さ。素晴らしい見学会だ。
十年以上前に、家族で北海道のキリンビール工場(千歳だったかな)を見学して以来、久しぶりだったが、酒類の工場見学はやっぱりたまらんね。
最後に、受付ホールの一角にある記念撮影コーナーで集合写真を撮る。女性スタッフの方に撮影をお願いしたら、掛け声が、「撮りますよー。イチ、ニの、サントリー!」だって!
かわいい! サントリーやるなぁサントリー。
とても楽しかった。夏の良い思い出になった。ありがとうサントリーさん。
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