先日リリースされた、Mac OS X 10.5.8アップデート。MacBookにこのアップデートを適用した後、電源アダプタをつないでいる時はいいんだが、バッテリーのみで動かしている時の無線LAN速度が極端に遅くなる症状が出た。
わが家は、TimeCapsuleにAirMac接続していて、通常は50〜60Mbps。それが、バッテリーのみの時は3Mbps前後に速度低下。低下なんてレベルじゃねーよ。
定番の、PRAMクリアやSMCリセットを行ったが、改善せず。
この問題は他でも報告されているようで、いくつかの対応策も出ていた。
まず、こちらのサイトの情報の通り、PRAMクリア、SMCリセット、システム環境設定のネットワーク設定でAirMacを一度削除し再登録、10.5.8comboアップデートをインストール、を行った。しかし、症状変わらず。
次に、アップルディスカッションにあったこの情報を参考にした。システムのエクステンションをいじるので怖いけど、3Mbpsのままじゃ我慢できないので、思い切って実行。
俺は、TimeMachineバックアップから、System/Library/Extensions/AppleAirport.kext と /System/Library/Extensions/IO80211Family.kext を、一週間前(10.5.8アップデートをインストールする前)のファイルに復元した。そして再起動したら、速度が60Mbps前後に復活した!
今の所、不具合は発生していない。
なお、上記作業をためされる場合は自己責任で。起動中のシステムファイルを入れ替えるので、どんな危険があるかわからない。他の不具合が発生しても、当方は責任を負えませんし、この件に関する質問にもお答えできません。
もしも運良くまだ10.5.8アップデートをインストールしていないのであれば、そのまま辻のアップデートを待つ方がいい。これだけ大きな不具合なので、すぐに修正版がリリースされると思う。
2009.08.12追記。
MacBook用AirMacクライアントアップデートがソフトウェアアップデート経由で公開され、この不具合は解消されます。よかった!
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