ヨイトマケの唄

 HDDレコーダーに保存されてる番組を整理してDVDにダビングしてたんだけど、その中に「ヨイトマケの唄」があった。
 正月に、美輪明宏さんが出演して久し振りに「ヨイトマケの唄」をテレビで歌うという番組があるのは知っていたし、リアルタイムで見てたんだけどね、泣いた。
 今日、録画を見た時も、泣いた。

 初めて聴いたのは小学校低学年の頃なんだけど、その時にも泣いたっけ。
 これ、過酷な肉体労働の辛さとかじゃなく、「とうちゃんのためならエンヤコラ、こどものためならエンヤコラ」っていう、実に単純な母親の愛を唄ってるんだろうと思う。
 うちも貧乏で、おふくろが(土方はやってなかったけど)家計の大半を補って俺ら兄弟を養ってくれた。
 あまり漢字が書けないおふくろが、一生懸命履歴書を書いていた姿を思い出すと、ヨイトマケの掛け声に繋がるような気がして。

 自分が歳をとるたびに「ヨイトマケの唄」の重みを感じてしまう。

 美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」と、浜田雅功と槇原敬之(っていうユニット名らしいので敬称なしね(笑))の「チキンライス」は、ダメなんだよなぁ。何度聴いても泣いてしまう。

ヨイトマケの唄/いとしの銀巴里/人の気も知らないで
ヨイトマケの唄/いとしの銀巴里/人の気も知らないで 美輪明宏 M.Aubret 南谷寝二

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ローレライ

「ローレライ」を見た。

 俺は原作を読んでいない。CATVの日本映画専門チャンネルで何度もやっていた宣伝ミニ番組や関連特集(古い東宝特撮映画をたくさん放送してくれて、嬉しかった)を見て興味をもって劇場に向かった。
 まずは、全般的な感想を。

 特撮。

 ハリウッドにも負けない特殊効果を狙ったという特撮&CGは、ひじょうに良かった。ただ、潜水艦の甲板に人が上がっているような各シーンでは、背景との合成境界に違和感を感じた。水中シーンとかの出来が良かっただけに、惜しい。
 しかし、全体的には、さすが「特撮の東宝」という気合いを感じた。

 音楽。
 なんだかフジテレビの連続ドラマみたいな旋律で、重みが足りないような気がした。
「踊る大捜査線」のように、テレビドラマから発展した作品でもないので、勘弁してほしい所だ。残念。

 役者。
 皆、適役だった。しかし、鶴見辰吾さん演じる諜報将校は、居なくてもいいような(笑)。いやこれは役者とかという問題じゃなく、無意味なキャラのような気がした。
 個人的には、軍医役の国村隼さんと、射撃長役のピエール瀧さんの演技に惚れたな。

 ネタバレになるかもしれないのであまり言えないが、艦長が最後の作戦に向けて采配したりするあたり。なんだか、アメリカに配慮したというか、世界公開に向けて無難な解釈にしたというか、「大人の事情」があったように思う。
 核心部分がぼやかされていて、歯がゆい思いだ。
 なぜ原作の「終戦のローレライ」から映画化タイトルは「終戦の」が削られたのかが、何となく判る気がした。
 それと、上川隆也さんの出るシーンは、なぜあの男は、あえてあそこまで聞き込みするのかわからん。いらね!

 小学4年生の息子も一緒に見たが、最後まで真剣だった。
 まぁ、単純に、潜水艦とかメカとかが好きというだけなんだろうけど、とっかかりは、それで十分。
 見終わった後に「原爆は、怖いね」と言っていた。少しは判ってるじゃん!

 原作も読んでみたくなったので、注文した(笑)。

ねこぱんち!
→BLOG STATION:『ローレライ』

終戦のローレライ (1)
福井 晴敏

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