2003/06/14

 父の四十九日法要。都営霊園への一時預かりながら、納骨を済ませてきた。
 夕方まで雨も降らず、昼前の霊園にいる頃は、晴れ間さえも見えた。
「お父さんは晴男だった」と母が言う。本当にそうなのだろう。葬儀の日も、晴天で、5月初めと思えないほど暑かった。
 その後、霊園近くの駅前で予約してあった店で、献杯。
 皆あまり飲まないが、俺と弟は、飲みまくる。それぞれ、生ビール×2、ウーロンハイ×4ずつ。
 これでも遠慮した方だよ。昼間だしね。これ以上飲むと酔っぱらうし。
 解散後、息子は、嫁さんの実家へ泊まりに行った。娘は一緒に帰る。
 思い付いて、六本木にある知人のバーて行こうと言うと、嫁さんも許諾してくれたので、俺たち3人は、そのまま六本木ヒルズへ行って少し散歩。
 バーは、壁のオブジェが小学生の娘にはつらかった(マッドジョージ作の、目玉やデスマスクだからね)ようで、それは承知の上で連れていったものの、やっぱりちょっと可哀想だった。
 帰りにラーメンを食べよう、となだめて、なんとか2時間我慢させてしまった(笑)。
 フォアローゼスのダブルを3杯くらい飲んだかな。
 帰りの電車で少し具合が悪くなった。さすがに今日は飲み過ぎたね(笑)。
 シャワーを浴びて、早々に寝た。

2002/11/10

午前中、子供たちの小学校の公開授業を参観。
その後駅前のラーメン屋で、嫁さんと昼食(子供たちは給食があった。振替で火曜日が休み)をとり、その足で実家方面へ。
おふくろと待合せをして、親父の入院している病院へ。
急を要する状態でないので、まずは安心した。
「今週、風邪程度だと思って、無理しちゃったからな」と、親父。
「歳なんだから、たとえ風邪だけでも、用心しなければだめだろう」
「うん。でも、来てくれて、元気が出たよ」そう言いながら、腕の、点滴の繋がったあたりを隠す親父。
「まあな。生きているうちに顔見とかないと、後で後悔するかもしれないと思って、来たよ。せっかくの休みに。間に合ってよかったよ」親父の腕は見ないふりをして、笑いながら答えた。
「大丈夫だよ。迷惑かけねーよ。迎えが来たら、ひとりでそれについていって、ひっそりと山奥で朽ちるぜ」親父も反論して笑う。
「そうか。そりゃ助かる。でも、行く前に知らせろよ。俗世間では、色々な手続きが必要だからね。そういう面倒かけないためにも、親父だけ簡単に行くなよ」
「そうだな。俺は憎まれっこだから、まだまだ世にはばかるよ」
「うん。遠慮せず、面倒かけろよな、できることはするから」
矛盾だらけの会話だった。
まったく、親父と長男の会話って、素直じゃないね。
しかし、俺が帰る時に、ぼそっと「お前が顔を見せてくれるんなら、時々入院するのもいいかな」と言った親父の言葉は、何とも……。