辞職

 28年と11ヶ月間在籍した職場を、本日辞職した。
 色々な思惑があってのことだが、とにかく問題がひとつ解けたような気がして、吹っ切れた。

 完全な個人事業主としてやっていくか、どこかに再就職するかは、まだ決めかねている。
 でも、うつである自分とは、今までよりも少しだけ上手に付き合っていけるように思える。
 もちろん仕事に関しては、今まで以上に大変なのだろうことは覚悟している。
 いずれにしても、生きていくしかない、のだからね。

 辞職に同意してくれた嫁さん、ありがとう。大変になるけど、これからも支えておくれ。

相棒season7元日スペシャル(第7話)を観た

 好例の「相棒 元日スペシャル」。今年も見応え十分だった。薫ちゃんが希望退職してしまったので(それにしても、最終回を待たずに寺脇さんを卒業させたってのは、いかにも相棒らしいよね)少々寂しいのは否めない。
 しかし、今回の相棒?である法務省職員・姉川(田畑智子さん)もなかなか頑張っていた。
 あと、”アパッチけん”こと中本賢さんがいい味出してたなぁ。中本さんはネイチャリストとしても活躍してるし、今回は適役だったのではないかと。

3年B組金八先生スペシャル

 春に終了した3年B組金八先生(第7シリーズ)のスペシャルが12月30日に放送される。

 TBS公式サイト

「真の最終回スペシャル」という仮題がついているとおり、薬物使用で少年院にいっていたしゅうの問題に、ある程度の決着がつくものと思われる。
 本放送では、いつも爽やかに終わっていた金八としては異例の、かなり後味の悪い終わり方だったからなぁ。
 しゅうのその後はもちろんだが、うやむやのまま消えてしまった千田校長の事も気になるのだが(笑)。

 あと、噂では、このスペシャルで金八は本当に最後だとも言われている。
 確かにね、もうそろそろ退職っていう年齢だしな。

 教育大学へ進んだ息子・耕作を主人公にした、二代目金八先生みたいなのをやりそうな予感もある(笑)。

乗り越し精算

「次は東京、東京〜終点です」
 車内アナウンスで、目を覚ます。
 うおっ! 久々にやっちまった!
 俺は、都内から高崎へ長距離通勤している。
 通常の帰路としては、高崎から上越新幹線に乗り、上野で在来線の山手線に乗換えて、秋葉原で降りる。
 つまり、上野から東京まで乗り越してしまった。
 23時を過ぎているので、もう下りはない。Suica定期券なので、ばっくれて有人改札を通る訳にもいかない。次に改札機にタッチした時にエラー表示されて、ばれるのだ(笑)。
 いや、別に不正乗車するつもりはないが、ちょっと納得いかない気がする。たった5分。山手線で4駅(秋葉原は上野と東京の間にあるので、乗り越し2駅)、在来線なら150円なのに、新幹線で乗り越すと、880円も取られるのだ。
 まぁ、あれこれ考えてもしょうがない。諦めて、新幹線改札に定期券をタッチ。
 エラー。
 え!? Suica残高はたっぷりあるはず。
「申し訳有りません。あちらの精算カウンターへお願いします」
 係員に言われる。どうやら改札システムの不具合らしい。
 精算カウンターで、Suica定期券を出す。
「どちらまで?」
 年配の駅員さんが事務的に聞いてくる。
「秋葉原まで」
 無愛想に答える俺。
「……寝過ごしたんですな……」
 ふん。そうだよ。どうせ酔っ払いだよ。おかげで、儲けたな!
「はい、どうぞ」
 定期券を返してくれる。
「エラー訂正処理はしておきましたから」
 そう言いながら、精算切符をくれる。
「定期券じゃ出られないですから。この精算券で、新幹線改札と秋葉原改札を通ってください」
「どうも」
 千円札を渡す。
「あ、いいです。エラー処理しましたから」
 改めて精算券を見ると、「0円」
「次は、終電で寝過ごさないでね。長距離通勤、ご苦労様」
「……あ、ありがとうございます!」

 終電も終わった時間。新幹線改札を抜けて、何気なく精算カウンターの方を見ると、さきほどの年配の駅員さんが、他の駅員さんたちに囲まれて、花束をもらっていた。
「お疲れ様でした!」
 どうやら、定年退職されたらしい。

びと辞宛「あまかける」

あまかける[天翔ける]
神や人の霊などが大空を飛ぶ様子。
関連語→天下る

「やあ、あなた、なんだか元気がありませんな」
「さっき自殺したばかりだからでしょうか」
「新人さんでしたか。なぁに、この世界は慣れれば快適ですよ。気持ちよくて」
「なるほど、ふわふわしてますね」
「でしょう。こうして大空を漂っていると、生きていた時とは比べ物にならないほど幸せな気分でしょう」
「うむ。段々、そういう気持ちになってきました」
「それはよかった。ところであなた、なぜ自殺などなさったのです?」
「私は、元々は役人だったんですけど、去年定年退職したんです」
「ほうほう」
「ですが、この不況で再就職も思うようにいかなくて……」
「天下りできなかったわけですな」
「そうです。で、その後自暴自棄な生活が続いて」
「かわいそうに」

びと辞宛「序」