ドラマ「木枯し紋次郎」を観た

 江口洋介さん主演の2時間ドラマで、15年ぶりに復活した「木枯し紋次郎」を観た。
 紋次郎と言えば中村敦夫さんの出世作。その最初のテレビドラマは、俺が小学校に入る前後くらいの放送だったと思う。親父と一緒に観たような気がする。もちろん、その後の再放送や続編での記憶の方が鮮明だが。
 中村さんのイメージが強いので、江口さんもかなりのプレッシャーがあっただろうと思うが、なかなかの好演だった。感情を抑えた演技で、みごとに紋次郎を江口さん流に昇華させ、無頼のヒーローを演じたという感じ。
 もちろん、冒頭での決め台詞「あっしには関わりのねぇこって」も健在。

「あっしには関わりのねぇこって」と素っ気ない態度をとったものの、結局は深く関わって(関わらされて)しまう。でも、人助けとかじゃなく、基本は自分の身に降り掛かる事を処理してるだけで、結果的に悪人をやっつけて善人の助けになったというだけ。極悪非道ではないにしても、気に入らない奴を殺すのにはためらいなく、結構バサバサと斬りまくってるし。
 史実を無視した異様に丈の長い合羽は、改めて今見るとかなり変だけど、それでもやっぱり格好いいね、紋次郎。

 斬ると言えば、旧作の(渡世人はまともな剣術を習った事もないだろうから、刀で、文字通り「叩き」斬ったり、突き刺したりするという解釈による)喧嘩殺法を周到していて、嬉しかった。
 エンディングは「木枯し紋次郎。上州新田郡の貧しい農家に生まれ……」というお決まりのナレーション(今回は女性だったが、淡々とした口調で、雰囲気はばっちり)と、上条恒彦さんが歌う主題歌。これも最高だね。
 時代劇ファンとても楽しく観られた作品だった。今回は、原作の持つ推理ミステリーとしての味わいもしっかりと盛り込まれていて、秀作だと思う。
 ぜひ、続編を期待したい。

 今夜は、iPodで「ちょんまげ天国」を聴きながら寝よっと(こんなCDを持っている俺も俺だな(笑))。

漢だね!

 ソビエトの宇宙船ソユーズに起きた悲劇 (2009.01.22 ギズモード・ジャパン)

 ほぼ全文引用になってしまうが、感動した話なのでメモしておく。

それは40年前、ソユーズの40周年記念の年の話。ソユーズ5号が軌道上で宇宙船同士のドッキングを成功させ、いざ地球に帰還しようとしたときのこと。

ソユーズ5号は推進モジュールを切り離して帰還する設計となっていたのですが、これが失敗。推進モジュールが帰還モジュールにくっついたまま、大気圏に再突入。耐熱板が装備されていない推進モジュールはそのまま燃え始めました。

シャトルの中は有毒ガスや煙が充満、熱でいろいろなものが溶け始めました。もし奇跡的に推進モジュールが途中で外れてくれなかったら、間違いなくボリス・ボリノフ飛行士は、人間がとても耐えられない高熱で焼かれて死亡していたものとおもわれます。

推進モジュールが分離してからも悲劇は続きます。今度はパラシュートがうまく動かず、着陸時の衝撃で歯が折れ、口の中が血まみれに。重傷を負わなかったのが幸いと思ったのも束の間、着陸地点が大幅にずれてしまったため、気温摂氏-38度のウラル山脈の中に不時着してしまったのです。

幸運なことに少し歩くと地元の農家を発見、なんとか凍死せずに済みました。そして当時のソビエト政府はこの命がけの多大な貢献に対して感謝するどころか、この事故の口外を禁じたそうです。
涙が出そうは話ですが、ボリス・ボリノフ飛行士はこんな目にあっても飛行士を辞めることなく勤め、7年後にはソユーズ21号のミッションにも参加し、宇宙に飛び立っています。本物の勇士ですね。

 ボリス・ボリノフ飛行士、凄過ぎ!