ドラマ「木枯し紋次郎」を観た

 江口洋介さん主演の2時間ドラマで、15年ぶりに復活した「木枯し紋次郎」を観た。
 紋次郎と言えば中村敦夫さんの出世作。その最初のテレビドラマは、俺が小学校に入る前後くらいの放送だったと思う。親父と一緒に観たような気がする。もちろん、その後の再放送や続編での記憶の方が鮮明だが。
 中村さんのイメージが強いので、江口さんもかなりのプレッシャーがあっただろうと思うが、なかなかの好演だった。感情を抑えた演技で、みごとに紋次郎を江口さん流に昇華させ、無頼のヒーローを演じたという感じ。
 もちろん、冒頭での決め台詞「あっしには関わりのねぇこって」も健在。

「あっしには関わりのねぇこって」と素っ気ない態度をとったものの、結局は深く関わって(関わらされて)しまう。でも、人助けとかじゃなく、基本は自分の身に降り掛かる事を処理してるだけで、結果的に悪人をやっつけて善人の助けになったというだけ。極悪非道ではないにしても、気に入らない奴を殺すのにはためらいなく、結構バサバサと斬りまくってるし。
 史実を無視した異様に丈の長い合羽は、改めて今見るとかなり変だけど、それでもやっぱり格好いいね、紋次郎。

 斬ると言えば、旧作の(渡世人はまともな剣術を習った事もないだろうから、刀で、文字通り「叩き」斬ったり、突き刺したりするという解釈による)喧嘩殺法を周到していて、嬉しかった。
 エンディングは「木枯し紋次郎。上州新田郡の貧しい農家に生まれ……」というお決まりのナレーション(今回は女性だったが、淡々とした口調で、雰囲気はばっちり)と、上条恒彦さんが歌う主題歌。これも最高だね。
 時代劇ファンとても楽しく観られた作品だった。今回は、原作の持つ推理ミステリーとしての味わいもしっかりと盛り込まれていて、秀作だと思う。
 ぜひ、続編を期待したい。

 今夜は、iPodで「ちょんまげ天国」を聴きながら寝よっと(こんなCDを持っている俺も俺だな(笑))。

ドロンジョさまぁ〜〜〜

 深田恭子:映画「ヤッターマン」のドロンジョに セクシー女ボスに挑戦 (2008.01.11 毎日新聞)

 70年代に大ヒットしたテレビアニメを実写映画化する「ヤッターマン」(三池崇史監督)の悪役ドロンジョ役に女優の深田恭子さん(25)が挑戦することが明らかになった。

 ぐはっ! がっがりだよ!
 別に深田さんが嫌いという訳ではないけれども(好きでもないが)、ドロンジョ役にしては太すぎないか? 似合わねぇ。
 うーむ。で、ボヤッキーは斎藤洋介さん?

新選組! 来週最終回

 NHK大河ドラマ「新選組!」が来週で最終回。
 大河を1年間かかさず見たのは何年ぶりだろう。
「信長」と「秀吉」以来だね、1年間通して見たのは。

 俺は龍馬を中心に幕末好きなので、放送開始の1年以上前に「H16年度の大河は新選組」と発表されてからずっと期待していた。
 その後配役が決まっていくと、正直いってがっかり度は増していった。俺的に満足できそうなのは、坂本龍馬(江口洋介さん)、勝海舟(野田秀樹さん)、佐久間象山(石坂浩二さん)くらいだなと思ってた。香取なんて論外!(笑)
 三谷幸喜さんが脚本だと聞いて、これも、かつての「竜馬におまかせ」みたいなとんでもないものになるのかと思った。
 しかしね。結果的には、俺としては、単純に楽しめた。
 幕末好きとして、世間の評価に関係なく、毎週面白かった。
 細かい不満はあるけど、全体的には青春群像劇として、よくできてたね。

 三谷氏の脚本というとあまり場面転換がないという固定観念をもっているんだけど、今回は、意外とそうじゃなかった(笑)。
 配役も、近藤(香取慎吾さん)以外は、俺の持っていたイメージに近い人ばかりだったので、感情移入できたのかも。
 捨助(中村獅童さん)については賛否両論あるみたいだけど、俺としては、グッジョブ!だよ。史実であやふやな部分について、捨助が動いてたってな感じになってたけど、ドラマとしてのつじつま合わせとしては、こういう役が必要だろう。俺の大好きな小説「竜馬がゆく」における寝待の藤兵衛みたいなもんで。
(それにしても、獅童さんは巧いよね)

 最後に。
 通勤マンガーZさんが、登場人物BEST5を書いていたので、俺も真似をしてみる(笑)。

 1位 永倉新八(山口智充)
 2位 坂本龍馬(江口洋介)
 3位 土方歳三(山本耕史)
 4位 山南敬助(堺雅人)
 5位 佐々木只三郎(伊原剛志)

 次点では、佐久間象山(石坂浩二)、徳川慶喜(今井朋彦)、勝海舟(野田秀樹)。
 それと、ちょい役の榎本武揚(草彅[なぎ]剛)、武市半平太(デビット伊東)に特別賞。これ、気付かなかった人も多少はいたんじゃないかな(笑)。


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