映画「フラガール」を観た

 映画「フラガール」
 観たい観たいとおもいつつ、今日やっと劇場に行ってきた。

 ストーリーは、単純明解。もう、ネタバレする要素なんか皆無なんじゃないかと思われるくらい、単純。
 テレビや雑誌での前宣伝を見聞きしている人は、あれがほぼ全てだと思って間違いなし。
 しかし! その単純明解さゆえに、引き込まれる作品かな。

 フラガールの炭坑娘はもちろん、東京から呼ばれた元SKDの先生も師匠として更には人間的にも成長していく過程が、うまく描かれていた。
 松雪泰子さんは、あまり好みの女優さんじゃないんだけど(笑)、今回の役柄はピッタリだったな。こういう役はハマるね。
 蒼井優さんは、あまり知らない(今まで注視したことなかった)んだけど、上手いね。
 最初は悪役か?とも思われた岸部一徳さんが、頼りない面と芯のある面を持ち合わせた普通の優しいおじさんだったのが、嬉しかった。
 豊川悦司さんは、言うまでもなく上手い。今回は脇役だったけど、存在感あるよね。っつーか、40年前にあんな長髪パーマの炭坑夫はいねーだろ(笑)。

 ちょうど俺が生まれた頃のお話で「40年前」ってのを実感できる(?)ってのもあるけど、腰痛も気にならず2時間ちょっと、夢中で観れるほど面白かった。
 俺、映画では泣かないんだけど、これはやばかったなぁ。泣きそうになる場面が何度もあったよ。

「1〜2年に一度、定期的に観たい映画」がひとつ増えた。

 ねこぱんち!
映画『フラガール』公式ブログ:フラガール、興収10億円突破しました!!


小説「仮面ライダー−誕生1971−」を読んだ

 仮面ライダー大好き主婦・ルカ☆さんが紹介していた「仮面ライダー−誕生1971−」を読んだ。

4063304116 仮面ライダー—誕生1971
石ノ森 章太郎 和智 正喜
講談社 2002-06

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 単純なノベライズにとどまらない、熱い内容だった。
 テレビ放映版や原作漫画をふまえて、より重い(本来の?)テーマを前面に打ち出したハードなストーリー。雰囲気的には、昨年公開された劇場版「仮面ライダー THE FIRST」に近いかな。恋愛描写は皆無だけど(笑)。

 この作品、まず大きな前提がある。

藤岡弘の不慮の事故によって、佐々木剛がキャスティングされ、2号ライダーが誕生したのは、本書を手にしている方には、もはや説明不要の有名事だろう。この事例によって、仮面ライダーは複数化を余儀なくされた。もちろん、それを否定する気は毛頭ないのだけど、この小説は、藤岡弘が事故を起こしていない可能性に基づいて書かれている。

 巻末の解説にこう書かれているとおり、この小説世界では、後にも先にも「仮面ライダー」は本郷猛だけということだ。
 そして、本郷の改造人間としての苦悩も細かい描写によって丁寧に表現されている。
 ショッカー側の描写も、素晴らしい。文字だけの表現なのに、場面がすぐに浮かぶ。もちろん、子供の頃から見ているテレビドラマの中の記憶で補完して頭の中に作られた場面ではあろうが、何しろ、ハードだ。ネタバレになるのであまり書かないけど、ショッカー幹部たちも格好いい。たぶんあの幹部を元ネタにしているのだろうとすぐ判るコードネームで呼ばれるキャラは、よりハードな設定を背負って登場する。
 それと、さりげなく(?)挿入されてる1970年代に実際にあった出来事が、リアルさを醸し出していている。

 素晴らしい作品だった。
 続いてvol.2も読む。

4063304124 仮面ライダー〈Vol.2〉希望1972
石ノ森 章太郎 和智 正喜
講談社 2003-05

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いや、ズゴックの方だろう

 シャア専用ズゴックの一撃に沈むジムはなぜ美しいのか (2006.07.23 ITmediaエンタープライズ)

 商品企画についてのコラムで、「量産型・モジュール製造だからといって必ずしも無機質になるとは限らない」という論理展開をしているものだが、いきなり、上記のような見出しがついていて、そのシーンが引用されている記事。

 その本題ではないかもしれないが、堂々と見出しにまで書かれているので、釣られてみる。

 この場面で人々の心を打ったのは、シャア専用ズゴックの鮮やかな攻撃力では決してない。そうではなく、ジムが崩れ落ちる様なのである

 まず、これに反論したいね。このジムに心を打たれたっていう人を、俺はいまだ知らないんだけど?
 絶対、このシーンで格好いいのは、シャアズゴックの動きだろ。

考えてみれば、機動戦士ガンダムの中で一番人気があるモビルスーツは、ガンダムではなく、ジムと同様に量産型モビルスーツであるジオン軍の「ザク」であるともいわれている。

 これには同意。激しく同意!

 なぜ、ジムあるいはザクは量産型であるにもかかわらず、無機質とはとらえられず、崩れ落ちる姿で人を感動させることができたのか。

 だからぁ、崩れ落ちる姿で人を感動させた訳じゃねーって。ザクは格好いいんだよ。
 っつーか、ザクとジムを同系列に扱うんじゃねぇ!(笑)


殿下

 21時頃に、サムにいやんから、ケータイにメールが。

 びといんさんはCSのファミリー劇場観れますか?
 今夜10時から太陽にほえろ!で殿下が殉職するんですよ。

 おう! 加入しているCATVで観れるよ!
 早速録画予約をセットして、もじぴったんを再開した。

 22時。CATVチューナが点いたので、もじぴったんを中断して、テレビを付けた。
 懐かしいなぁ。「太陽にほえろ!」を観たの何年ぶりだろ。
 5年くらい前に、舘ひろしさんがボス役の「七曲署捜査一係」っていうタイトルの特番ドラマはあったけどね。
 閑話休題。
 殿下、たぶん「太陽にほえろ!」で唯一「殉職じゃない死」のメインキャラだよね。
 当時は異例の、1年くらい前に「島刑事(愛称:殿下)は近く殉職する」という発表があって、「死なせないで」という署名が殺到したらしい。それを殿下役の小野寺昭さんの提案による折衷案で、イメージ風描写の事故死に。
 この殿下の死以降、殉職シーンはその役者の希望が取り入れられるという伝統がうまれたとか。

 んー、もはや、当時のボスやゴリさんの年齢に近い俺(もしかしたら越えてる?(笑))。これは懐かしいなぁ。

 ボンまでの殉職は、あまり記憶にないんだよね。もちろん、再放送とか名場面関係のバラエティ番組で何度もみてるけど。
 この殿下死亡は、リアルタイムで観ていた記憶がある。
 感無量。

 サムにいやん、情報ありがとう!
 あなたの年齢詐称疑惑は吹き飛びました。あなたが何を言おうと、あなたは間違いなく俺より年上です!

Tag(s) [ドラマ]


デビルマン

 TSUTAYAに行ったら、目当ての「妖怪大戦争」も「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」も貸し出し中だったので、とりあえず、これを期待はせずに借りてみた。

デビルマン
特撮(映像) 永井豪 那須博之

デビルマン
東映 2005-04-21
売り上げランキング : 4,628

おすすめ平均 star
starもったいない!!!!!
starデビルマンは面白い!(漫画のほう)
starそろそろ書いてもいいかな・・・

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 観た結果……へぼへぼ。
 いや、ダメというか、これ「実写作品」じゃねーだろ。
 見せ場となる場面がことごとくCGなんだよ。まぁ、CG使うのはいい。使ってない映画の方が少ないだろうしね。
 でも、いかにもCGって感じの画質なんだよな。
 アニメっぽいんだよ。単純に並べられないんだけど、トイストーリーとかと変らない感じ。

 なんか、江東区でロケしたシーンがたくさん出てきたのは嬉しいけど、それだけだな(笑)。


なぜ植物を片付けたのだ

 先日、サイドバーの新着コメント/TB欄のツリー化が不意に無効になるのでその昨日を削除したと書いたが、もしやと思い、さきほど、Firefoxで管理がメンンにログインして、テンプレート編集を施してみた。
 で、あっさりと復旧。
 また再び枝が生えてきた。
 よく分からないんだけど、たぶんこれもまたSafariが原因かも。
 サボテンが花をつけた、という気分だ。
 そう、MacOS X Tigerにヴァージョンアップして以来、Safariをメインに使っていたんだよね。まず、ここに気づくべきだった。
 ちょっと前から、アメーバとかでSafariでアクセスするとめちゃめちゃになるとか騒がれていたし、SafariでJavaScriptを編集するとおかしくなるとか言われていたらしい。

 惜しいなぁ、Safari は高速なんだけどなぁ。まぁ、ver.1.xよりははるかにマシになったけど、まだまだ不都合は潜在しているかもしれない。
 重要な場面では、やっぱりFirefoxかな。


見たくてしょうがない番組

 加入しているCATVで、ディスカバリーチャンネルが見られる。
 外国の科学ドキュメントなんかを放送しているチャンネルなんだが、時々、思いっきり俺のツボにはまりそうなのをやってくれるわけだ。
 まぁ、科学物はたいてい好きなんだけど、先週の金曜日に放送した「ジャンボ機解体」って番組。録画予約を忘れて、見損なった。
 今、無性に見たくてしょうがない。なにしろ、ジャンボ機解体だよ。老朽化したジャンボ機の解体風景らしいが、そんな場面、滅多に見られるもんじゃないでしょ。
 解体や分解とか工場の描写って、大好きなんだよね。
 息子にも「ジャンボ機解体って番組があったらしい」と教えたら、やっぱり「うぉー、すげー見たい!」と言っていた。
 親子で、まだ見ぬ番組に思いを馳せて、盛り上がっている今日この頃。俺の嗜好は小学四年生と同じレベルらしい。
 番組表をチェックしたら、今度の土曜日にもリピートするようだ。絶対録画するぞ!


新選組! 最終回

 いや、先週の記事で全て言い切ったつもりでいたし、ほとんどそうなんだけど、やっぱり、少し書く。

 近藤の打ち首シーンでいきなり「完」ってのは予想外だった。
 で、その後に主要幹部隊士の末路をさらっと紹介して、フラッシュバックシーン。
 上京時のシーンで「京では何が俺たちを待っているんだろうか」ってセリフ。一番純粋でやる気に満ちていた場面を持ってきて、番組終了。
 面白かったな。

 最終回は、原田も何気なく活躍してたね。そういえば、以前、嫁さんに「戦に負けたら大陸に行って山賊をやる」というシーンがあったので、そっちの説で描くのかと期待していたんだけど、やらなかったな(笑)。
 原田といえば、龍馬暗殺現場に出向いて「こなくそ」と言わせたあたりは、うまい演出だな、と思った。
 いや、何度も書いてるけど、どんどん芝居が上手くなるなぁ、メロリンキュー。

 捨助も、最後には、ズレてはいたけども彼なりに男気を見せたし。
 ぐっさんの永倉は最高だったし。
(最後まで香取近藤については語らない俺(笑))

 総集編は、録画保存しとこ。

 
ねこぱんち!
東京人の東京観光・諸国漫遊記: 新撰組最終回
ブログってなあに?:新撰組、最終回。
巣窟日誌:2004年の大河ドラマ「新選組!」(追加2004.12.14)


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新選組! 来週最終回

 NHK大河ドラマ「新選組!」が来週で最終回。
 大河を1年間かかさず見たのは何年ぶりだろう。
「信長」と「秀吉」以来だね、1年間通して見たのは。

 俺は龍馬を中心に幕末好きなので、放送開始の1年以上前に「H16年度の大河は新選組」と発表されてからずっと期待していた。
 その後配役が決まっていくと、正直いってがっかり度は増していった。俺的に満足できそうなのは、坂本龍馬(江口洋介さん)、勝海舟(野田秀樹さん)、佐久間象山(石坂浩二さん)くらいだなと思ってた。香取なんて論外!(笑)
 三谷幸喜さんが脚本だと聞いて、これも、かつての「竜馬におまかせ」みたいなとんでもないものになるのかと思った。
 しかしね。結果的には、俺としては、単純に楽しめた。
 幕末好きとして、世間の評価に関係なく、毎週面白かった。
 細かい不満はあるけど、全体的には青春群像劇として、よくできてたね。

 三谷氏の脚本というとあまり場面転換がないという固定観念をもっているんだけど、今回は、意外とそうじゃなかった(笑)。
 配役も、近藤(香取慎吾さん)以外は、俺の持っていたイメージに近い人ばかりだったので、感情移入できたのかも。
 捨助(中村獅童さん)については賛否両論あるみたいだけど、俺としては、グッジョブ!だよ。史実であやふやな部分について、捨助が動いてたってな感じになってたけど、ドラマとしてのつじつま合わせとしては、こういう役が必要だろう。俺の大好きな小説「竜馬がゆく」における寝待の藤兵衛みたいなもんで。
(それにしても、獅童さんは巧いよね)

 最後に。
 通勤マンガーZさんが、登場人物BEST5を書いていたので、俺も真似をしてみる(笑)。

 1位 永倉新八(山口智充)
 2位 坂本龍馬(江口洋介)
 3位 土方歳三(山本耕史)
 4位 山南敬助(堺雅人)
 5位 佐々木只三郎(伊原剛志)

 次点では、佐久間象山(石坂浩二)、徳川慶喜(今井朋彦)、勝海舟(野田秀樹)。
 それと、ちょい役の榎本武揚(草彅[なぎ]剛)、武市半平太(デビット伊東)に特別賞。これ、気付かなかった人も多少はいたんじゃないかな(笑)。


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びと辞宛「うごかす」

うごかす[動かす]他五
(1)動くようにする。位置を変える。「机を−−」
(2)状態を変える。ゆるがす。感動させる。「聴衆の心を−−」
(3)否定されている事や不可能な事を成し遂げる。「地盤を−−」
(4)運転する。動作させる。「機械を−−」
(5)(自分の目的にかなうように)行動させる。「警察を−−」

「ユウコ2004」

 目の前、約3.03m先の路面に、突然亀裂が走った。
 そこから、身なりのいい男がピョコンと飛び出すと、ユウコに告げた。
「君はこれからしばらくの間、言葉の世界をさまようだろう。そこは不条理で何の脈絡もないだろう。でも、大丈夫」
 驚くユウコ。
「俺は、電介。あとでメールを入れておく。じゃぁ!」
 一方的にそういうと、男は、煙のように消えた。路面も、いつの間にか元に戻っている。
 ユウコは動揺した。何がなんだかさっぱりわからなかった。そりゃそうだ。ソクラテスだって、アインシュタインだって、三丁目のタマだって、こんな場面に出くわしたら、きっとうろたえるに違いない。
 頭が混乱しているが、とりあえず身体を動かしてみたい衝動にかられた。思いっきり腕を振り回す。
 と、そこでユウコは、はたと気付いた。
「しまったっっ! 言葉に動かされている!?」
 思わずそう叫んでしまったので、あたりの人達が一斉にユウコに視線を向けた。だが、ユウコはそんなことはお構いなし。
「それにしても、あの男っ!! 脈略ないのはあの男そのものじゃないの!! 電介……電介って言ってたわね!?」
 ユウコが「電介」と言った途端、民衆の中の一人の男が、ユウコに詰め寄ってきた。
「あなた、あの男を、知っているんですか?」
「え?」
「私は待っていたんですよ。ずっと、ずっと! 組織を動かせるのは、あなたしかいません!」
 民衆は、「おお!」とどよめき、拍手した。皆の目には光るものがあった。涙である。

→びと辞宛