キイロビン

キイロビン
 風呂場の鏡の曇りが激しくなってきたので、ネット検索で曇り止め効果の評判がよい「キイロビン」をホームセンターで購入。カー用品だけどね。
 瓶ではないけど、黄色いボトルに入っているのでキイロビン。そのまんまじゃん(笑)。
 これ自体は、研磨式のガラス・鏡の油膜除去剤。微粒子のクリーム洗剤で、スポンジにつけて鏡を掃除する。
 油膜や水アカを除去し、鏡表面の親水効果が高められた事により、入浴中さっとお湯をかけるだけで、曇らなくなった。引越し当初の鏡に戻ったよ。これはいい。

走れ、チキンラーメン号!

 被災地で走れ!「チキンラーメン号」 – 日清食品、カップヌードルを無償提供 (2007.07.18 マイコミジャーナル)

日清食品は、16日に発生した「2007年新潟県中越沖地震」の被災地に向けて、1万1,000食の救援物資としてカップヌードルを無償で提供。加えて、給湯機能付きキッチンカー「チキンラーメン号」を2台派遣し、18日現在も支援活動を行っている。
このチキンラーメン号は、量販店、イベント会場などで即席めんを試食できるように改造した特殊車両。1994年から活動を開始し、2台で活動している。2台で1日当たり最大約3600食分のカップヌードルを提供できる給湯能力を持っている。

 やるなぁ、日清。俺もカップヌードルは好きで時々食うので、その日清がこういう支援をしてくれているというのは、嬉しいね。
 イベントをキャンセルして被災地へ出動したチキンラーメン号。そこから提供される暖かいカップヌードルは、みなさん喜んでいると思うよ。

 被災地のみなさんには心よりお見舞い申し上げます。また、一日も早い復旧をお祈りいたします。

ガンプラへ繋がる、バンダイの歴史

 アマゾンに注文して、昨日届いたのだが、一気に読んでしまった。
 読みやすい文章ってこともあるが。

ガンプラ開発真話
猪俣 謙次 加藤 智

ガンプラ開発真話
メディアワークス 2006-03-17
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 第一章は、ガンプラ以前というか、バンダイ・模型部の黎明期について語られている。最初は退屈かと思われたが、この章も面白い。
 おもちゃメーカーであるバンダイが、今井科学らと共同で模型業界に参入するも、途中から当時のプラモデル業界ではイロモノ扱いされていたキャラクターモデル専門の路線に切り替える。この時点で、すでに現在のバンダイの思想は固まっていた訳だ。その後、大きな路線変更しないってのが、ガンプラの独占成功につながるのだろうか。
 しかし、スーパーカーブーム到来で、怪獣やロボットなどのキャラクターモデルは、カーモデルをはじめスケールモデルの人気に窮する。
 ここでも「流行りに乗るだけじゃなく、信念を通そう」と、あえてテレビ番組のロボットのプラモデルで勝負するが、大敗。
 ここで、スーパーカーブームの一端には「サーキットの狼」という漫画の影響もあった。今まで相いれなかったスケールモデルとキャラクターとが、実は融合していたって事に気づいたバンダイ。
 その直後に迎えたのが、一度は沈んだ(笑)「宇宙戦艦ヤマト」の再放送〜劇場版による大ヒット。
 バンダイは、「ヤマト」で、「キャラクターモデルのスケールモデル化展開」で大躍進する。
 まぎれもなくこの成功が、ガンプラへとつながる。

 だいぶ端折ってしまったが、第一章は、こんな感じ。

 この後は、リアルタイムに体験した時代なので、納得しながら読み進めた。
 とにかく、バンダイは伊達じゃない!

 この書籍全体の3分の1くらいは、ガンプラ以外についての事だが、そのどれもが、やっぱりガンプラの歴史に繋がっているのだな、と思う。
 タイトル「ガンプラ開発真話」というには大袈裟だけど、ガンプラファン、バンダイファンは、きっと楽しめる読み物だと思う。
 俺は、期待せずに購入したので、余計に楽しめた(笑)。
 まあまあオススメ。

界導士ジノイ 00

 序章

 店内に流れている、心臓に突き刺さるようなビートなど、ないのと同じだった。
誰の耳にも届いてはいない。(精神的な)静寂さが充満した。
 みな、店に入ってきた男の、真紅のローブを見つめている。
 あくまでも「ローブを」だ。男の顔を直視するような勇気はない。
(ここにも……界導士(かいどうし)が来た……)
 そう誰かがささやいた途端、はじけたように、みな、よそよそしく、元のように
振る舞おうと努めた。
 男−−ジノイ・タッカーは、入口の脇に無言のまま立ち、店内を見渡す。
 たまりかねた支配人が、恐る恐るジノイに歩み寄り、声をかけた。
「あのぉ……だんな……。へへへ。店内では困ります……」
「……おやじ、心配するな。俺は客だ」
 ジノイは、界導士(知らない者が噂のままに思い描く界導士像)に似つかわしく
ない、少し高めの声で、しかし静かに言った。
「あ、はい……。そういうことでしたら……。へへへ。ひとつ、穏便にお願いします」
「しつこい」
 ジノイは、無愛想に応えると、カウンターの空席に向かった。
「デリンジャーをもらおうか」
「は、はい」
 バーテンダーも、決してジノイの顔は見ようとしないまま、返事をした。シェイ
カーを振る音が、動揺している。

 その存在が噂され始めたのは、いつ頃からだったかは定かではない。確実視され
たのは、例のコイルダ・ケルンの事件であった事は間違いないのだが。
 ヴェ教団。
 全世界に目を利かせ、悪人を天界に導く教団。
 目をつけられた者には、死あるのみ。
 ヴェ教団の活動は、悪人の心を浄化した上で天界へ送ること。
 それを行なえる者、すなわち、天界へ導く者を「界導士」と呼ぶ。
 その活動から、ヴェ教団を邪宗呼ばわり、果ては殺人集団呼ばわりする者も少な
くない。「殺人」という言い方は、ある意味では事実ではあるが。
 しかし彼ら界導士には「殺人」という意識はまるでないし、彼らが「天界へ導く」
者たちは、みな、万人が認める真の悪人である。
 それはともかく、人々の間では、ヴェ教団の界導士のことを「血まみれの短剣」
とも呼んだ。

(c)日向夢想/夢想人企画