先程、日本映画専門チャンネルで、「惑星大怪獣ネガドン」を観た。
30分という短い尺なので、ネタバレもくそもなく、ストーリーは、ひょんな事から地球に飛来した宇宙怪獣に、おちぶれた科学者が開発凍結された巨大ロボットに乗り込み立ち向かうという、後にも先にもそれだけのものだ。
だけど、日本特撮映画に対する愛情を感じる。
フルCG作品なんだけど、50年前の特撮映画へのオマージュになっている。っつーか、最近の変にCG処理した特撮映画よりも特撮っぽい画面。
設定は昭和百年。全編レトロフューチャーなわけよ。青っぽい宇宙空間なんて、もう俺らの世代にはニヤリだね。
フィルム傷やノイズを入れているのは当然として、海からカタパルトがせり上がるシーンでは水面のスケール感がどうみてもプール撮影っぽいし、ラストシーンでは、一瞬だけ吊り糸が見えたり。こだわりを感じる。
何しろ、CG部分は粟津順監督が2年かけて作った自主製作というのが、熱きを感じる。
機会があれば、ぜひ観ていただきたい。
ねこぱんち!
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