2日目、8月9日の旅行記続き。
腹も一杯になった事だし、次の目的地に移動。
このころになると、子供たちも元気を取り戻している。
摩周湖方面の硫黄山へ。
近づくにつれて、におってくる。くさい。硫黄くさい!
硫黄山に着き、レストハウスの駐車場に車を停め、硫黄のにおいが充満する生暖かい空気の中、煙が立ち上る岩山の方へ進む。こんなに黄色い土は、六価クロムに汚染された所しか見たことがない(おい!)。
「温泉玉子をたべなきゃ」すしバーさんが言う。
そのそばから、
「たまごたまごたまごたまごたまご〜」
連呼するおじさん。テキ屋風の一味が、前に立ちはだかり、紙袋を差し出す。
「買ってってよ。うまいよ。こんなとこ、煙と玉子しかないんだからさ」
買わないと先に進めそうもないし、どこかで食おうとおもってたので、買う。小さめの玉子が5個で400円。ぼったくりではないね。もっとも、すしバーさんに奢っていただいたんだけど(笑)。
無事通してもらえたので、硫黄の煙が吹き出すそばに近寄って、見学。すげー。けっこう迫力があり、面白い。子供たちも、喜んで見ている。
噴出口からちょっと離れて、さきほどの玉子を食べる。美味しい、旨い!
「なんか、硫黄の噴出口に網が置いてあったよ。あそこに玉子おいて茹でてるんじゃないんですか?」
「はい。あいつらは、あそこで温泉玉子作ってますよ」
「じゃ、原価は玉子だけか。ぼろ儲けだな」
「まぁ、レストハウスのと同じ値段ですから。こっちの方が旨いかもしれない(笑)」
硫黄山を後にして、摩周湖へ。
峠をのぼり、一番見晴らしが良いという第三展望台で、見る。
霧の摩周湖。よく見えないけど、晴れていたら摩周湖っぽくないんだろうね。これで良し。満足満足。
峠を越えて、「摩周湖あいす」という小さい店で手作りジェラートを堪能する。有名な店らしく、たくさんの取材も訪れているらしい。
俺は、チーズケーキ味を注文。濃厚ながらさっぱりしているという旨さ。
すしバーさんが、店内で、にゃんまげの写真を発見。
にゃんまげも、アイスを食いに来たのか?
さて、釧路市内に戻る。子供たちは、すっかりハイになって、車の中で歌っている。
「かーたくりっこ、かーたくりっこ、か、た、く、りー、こっ!」
なんちゅう唄だ。自作した、訳のわからん唄を兄弟で熱唱。すこしうるさい(笑)。
「なんだそれ」
「どんな言葉でも歌えるよ。リクエストして」
「じゃ……、ランバ・ラル」
すしバーさん、子供たちを調子に乗らすな! しかし、なぜ突然にランバ・ラル!(笑)
「はい。らーんばらっる、らーんばらっる、ら、ん、ば、らー、るっ!」
爆笑。ばかくせぇ(笑)。まぁ、車酔いして塞ぎ込んでいるよりいいか。
2日目のネタは、まだまだ続く。
ねこぱんち!
→釧路旅行記2(自己)
コメント
釧路はお祭り騒ぎ ♪
猫ぱんち日記、釧路旅行3にトラックバック釧路旅行の二日目はお祭り騒ぎ♪硫黄山は凄かった。下から眺めると煙がもくもくもく…臭いし、もわもわもわっと…
いやあ、充実した旅行ですね。特に食が!(失礼)。
琴線にふれたのはお子さん達の歌とすしバーさんのリクエスト。しかし、どんなお題にもひるまないお子様達の圧勝のようですね。(笑)
赤い送迎車 阿寒−摩周観光案内 硫黄のにおいに隠された真実
ねこぱんち日記: 釧路旅行記3へトラックバック 釧路、にわかガイドの事件簿 温泉
えぇ、もう食いまくりましたねぇ。
やっぱり、北海道は、何度行っても、食い物のうまさに感動します。
釧路旅行記4
前回の続き。 2日目、8月9日の旅行記その4。 順調に進み、18時頃には釧路市内に入ってしまう。 「晩飯の店、予約してるの7時半なんですよ。どこか見物する…