詳しい仕組みはよく解らないが(笑)iPad/iPhoneのタッチパネルは静電容量方式とかいうもので、感圧式のいわゆるDSナンタラ用等のタッチペンが使えない。
iPad/iPhone用として売られている物も、ほとんどが「タップ」しかできない。つまり、画面を滑らないのだ。
ちゃんと滑るのもあるけど、2千マンエンとかする高価なものばかり。ほとんど指で操作してたまにお絵描きに使いたいくらいなのに、そんな高価なのは買えない。
ってことで、ネットで色々情報収集して、見様見まねでスタイラスペンを自作してみた。
材料は、ヨドバシアキバで購入。導電スポンジ(A4サイズ)567円と、鉛筆補助軸——短い鉛筆を持ちやすくするホルダー——(2本)147円。
前者は、PC自作パーツコーナーにて。後者は文具コーナーにて。しかしこれ、補助軸っていうんだね。俺は「鉛筆のばし」って呼んでたよ(笑)。
導電スポンジを5センチ四方に切り出し、四隅を2センチずつカット。都合、幅1センチ、渡り5センチの十字型にした。
これを、すぼめる。
低反発素材——導電スポンジって物を初めて買ったので、すべてがそうだかわからないけど——なので、作業はわりと楽だった。
さきに2センチカットした片のひとつを、丸めて、これを「ペン先」の芯にする。もうひとつの片は縦に筒状に丸めて——これも低反発なので、よじっておいた——すぼめた足の芯に添える。
冒頭でも書いたが、iPad/iPhoneのタッチパネルは静電容量方式という、指の静電気を関知して動作するものらしい。なので、指からペン先に電気を伝えないと動かないわけだ。手っ取り早いのは、鉄の棒で操作することだけど、もちろん、そんな乱暴な事はできない(笑)。
ペンの持ち手の部分が電気を通す金属で、ペン先の導電スポンジに適度に伝わる物がいいという事で、真鍮アルミ合金の鉛筆補助軸は、いい感じなのかもしれない。
素人のやっつけ仕事だけど、そんな気がする。
ちなみに。スポンジA4サイズからは20個分くらい切り出せるし、補助軸も2本入り。単純計算で今回の原価は1本あたり100円くらい。なんで千円以上で売っているやつがあんなに使いにくいんだろうと、不思議に思うね。まじに。
ともかく、初号機としては、まずまずの出来。iPad上で、指以上に繊細な入力ができたし、手書きメモやお絵描きアプリなんかでは、ペン形状ということで、より自然に描けた。
少しためした感じでは、芯に詰める分量でペン先の固さや指からの電気の伝わりが変わるっぽい。あと持った感じが軽いので、そのあたりは後日調整してみる。
追記
その後、より簡単かつ導電スポンジのロスを低減する制作方法を考えた。
こちらに掲載→スタイラスペンを自作(改定追補版)
コメント
すごい!!!!!!
すごすぎる(・∀・)
かすみさん江
他のサイトにも色々な自作案があり、それを真似しただけです。
簡単にできますよー。