副長は最期まで熱かった!

 3日の地上波では古畑任三郎ファイナルと重なるので、今日のBS-Hi放送で見た。
「新選組!! 土方歳三最期の一日」

 近藤勇の処刑で終わった2004年大河ドラマ「新選組!」の続編。「!!」になってるところが芸コマ(笑)。
 蝦夷地に渡った土方歳三を主人公に、まさにタイトルのとおり、函館戦争における殉死前夜を描いたドラマ。

 主に土方と榎本武揚との関係を軸に描かれていて、90分じゃものたりなかったなぁ。いや、エッセンスは詰まっていて、すごく面白かったけど。
 俺、榎本武揚やその参謀・大鳥圭介って、机上論だけで駒をすすめるような印象をもっていて、あまり好きじゃないんだけど、このドラマを見て、まぁ人それぞれの考えがあったんだろうな、という程度には理解できるようになった。
 理想主義の榎本と机上論者の大鳥という通説はくずさずに、ふたりを好人物として描いていたのは、さすが三谷幸喜さんという感じ。
 三谷さんって、本当に歴史が好きなんだろうなというのが伝わってくる。氏が書く時代物って、性悪な人物って出てこないもんね。
「新選組!」における悪役の芹沢鴨だって、派閥の部下には慕われていたし、遊女相手に弱音を吐いたりと、人間くさい面を描いていた。
 閑話休題。
 まだ見ていない人も多いと思うので、ストーリーについては書かないが、やっぱり副長は最期まで熱かった!

「奉行って呼び方はやめてくれ。背中がむずむずする。そうだな……やっぱり副長かな」

 山本耕史さん、まぎれもなく土方副長にしか見えなかったぜ!