哀 生命(いのち)の哀

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 16 オデッサ編・後 (16) (角川コミックス・エース 80-19) 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 16 オデッサ編・後 (16) (角川コミックス・エース 80-19)
安彦 良和

角川書店 2007-11-26
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 オデッサ編の後半。冒頭に、原作アニメ版でいえばコアブースターが配備されたあたりと、ジャブローでのガンダムVSシャアのエピソードを配置。
 スレッガーは、お調子者のように振る舞うけどきちんと思いやりがある大人という面がより強調されている。もちろん、相変わらずの漢。
 で、アムロが徐々に覚醒していく。さらに出来るようになったな、ガンダム!
 オデッサ作戦といえば、エルラン&ジュダックのエピソードだが、彼らはより一層情けない馬鹿者になっていて、逆にレビル将軍がアニメよりも毅然として頼もしい指揮官として描かれていて、読んでいて実に気持ち良いね。
 さらに、終盤ではマが再登場。一番印象(設定)が変ったのは彼だろう。全然姑息な卑怯者じゃないのね。既刊にも地球の文化や美術品を愛する文化人として描かれていたのだけれど、最終的にここまで変更されるとは思わなかった(笑)。少々歪んだ思想はあるけども、武人として、文化人として、格好良く変貌している(笑)。ギャンもカッチョイイし。

 安彦さんの再構成、さすがだね。


脅かしっこなしだぜ、だれこちゃん?

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 15 オデッサ編・前 (15) 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN 15 オデッサ編・前 (15)
安彦 良和

角川書店 2007-05-26
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 発売直後に購入してすでに読んでいて、感想記事を書こう書こうと思いつつ忘れちまってた(笑)。
 シャア&セイラ編、ルウム戦役編等のオリジナルストーリーが終わり、この巻から原作準拠のストーリーに戻る。
「オデッサ編・前」となっているが、実質的には「ミハル編」と呼びたい。読者の多くがそう思うんじゃないかな。

 原作ではジャブローの前に描かれたエピソードだが、THE ORIGINでは、そのタイミングではなかったので、カットされたかと思った。最近はガンダムエースは読まずに、単行本を購入するだけなので、連載でミハルのエピソードがちゃんと描かれたと知って、読むのを楽しみにしていた巻だ。

 帯には「TV版では語り尽くせなかったカイとの悲恋が今、明らかに!」と書かれているが、これは誇大表現じゃね? ミハルに感しては、内容はTV版と変らず新要素は皆無。
 しかし、TV版同様、熱くて泣けるエピソードであることも同じ。
 ラストシーン、ミハルの幻影がとる態度は、若干違くなっている。俺は、TV版以上にカイを思っての態度なんだろうなと解釈したが、これがまた泣けるんだよね。


カイレポ2の感想

 劇場版の、いわゆる「新訳Zガンダム」のサイドストーリーの完結編。

機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより (2)
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより (2) 富野 由悠季 ことぶき つかさ

角川書店 2007-01-26
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 この巻は、いくつかの悩みを抱えている(引きずっている)カイがミライに会いに来た所から始まる。
 そして、解決の糸口を見つけたというか、踏ん切りをつける。
 ラストは、映画と同様、セイラと会って、まぁ、それについて補足みたいな感じで完結するわけだが。

「新訳Z」に添っているので、シャアのダカール演説とかディジェとか、アニメ本編でバッサリカットされた部分を、うまいこと補完している。それは「カットされた部分はTV版で補完」という安易な事ではなく、かといって大胆すぎるアレンジでもなく、まさに「新訳Z」らしい解釈がなされていた。
 もちろん、このコミックの主役はカイであるので、それらにカイが絡んでいく訳だが、なんか、違和感なさすぎなんだよね。大袈裟かもしれないけど「劇場版Zにこういうシーンがあったなぁ」と一瞬思い込んでしまうくらい違和感がない。言葉を変えれば、説得力がある新解釈なんだよね。

 カバーの装丁。レイアウトは1巻と同じなんだけど、そのカバーイラスト、1巻のカイは厳しい表情なんだけども、2巻のカイは、微かに微笑んでいる。これは、とりあえずグリプス戦役が終結し、カイの中の戦争もひとまず決着がついたということを表現しているのだろう。

 でも、「ジオンを徹底的に叩く」彼の仕事は、まだ終わっていない。

 MS戦闘シーンが全く描かれないガンダム漫画。しかし、カイ・シデンの魅力で、熱い物語が展開される。傑作だよな!

 ぜひ、続編を描いてほしいなぁ。もし続いたら、きっと「逆シャア」に繋がるんだろうな(笑)。

 カイ・シデン、もはや軟弱者じゃないぜ! 素敵過ぎる!


報酬で買物

 アマゾンアソシエイトの報酬チケットが届いたので、それを足しにして、先日買物をした。

 気になってた、リボルテック「014 イングラム2号機」と、コミック「デイアフタートゥモロー(2巻)」、それとついでにサプライ品のDVD-RとSDカード。

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MS開発にまつわる外伝

 現在、俺が唯一読んでいるマンガ雑誌「月刊ガンダムエース」で連載されていた「デベロッパーズ」(作:山崎峰水氏)の単行本を購入。

デベロッパーズ—機動戦士ガンダムBefore One Year War
山崎 峰水

デベロッパーズ—機動戦士ガンダムBefore One Year War
角川書店 2003-11
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おすすめ平均 star
star架空のステレオタイプ
starモビルスーツ開発下町人情コメディ。

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 初期に連載されていて、単行本化されたのも2003年末と、ちょっと前の作品だ。久し振りにまとめて読んだ。

 この作品好きなんだよね。
 もちろんガンダム関連の話なんだけど、技術者、しかもジオンの末端の技術者の話。

 一年戦争開戦の少し前。
 ジオン公国の工業区にある小さな工場「ホシオカ」が、ジオニック社の下請けとして「新型汎用作業機(のちのMS:モビルスーツ)」プロトタイプの開発を依頼される。
 高い技術力を持つホシオカだが、良く言えば真正直な社長を筆頭に、隠し事ができない連中なので、機密事項であるMSのフィールドテストをしたり、不用意に他人に漏らしたりして、下請け契約を解除されそうになる。
 紆余曲折あり、ラストは、ジオニック本社調整とホシオカ調整のMSでコンペを行い、それに勝って、ホシオカは再びMS開発に携われるようになのだが。

 なにしろ、ホシオカのメンバーが熱い。好きな仕事を楽しんでやっているプロ集団。
 特に、普段は会議でも眠っているのに、いざとなったらオングストローム単位の回路修正を「長年の勘」だけで修正してしまうジイさんがいい!(マンガならではの描写だけどね)

 分野は違うけど、俺も技術職なので、こういうマンガってのは、とても共感できるね。ましてや、初期のMS開発の物語。ワクワクするぜ。
 でも、ガンダムだとかMSだとかってのは、あまり関係ない(笑)。単なる「技術屋の物語」としても楽しめる。


ふと思う

 フェンリルとマカフィーが提携–Sleipnir 2.20にウイルススキャンを提供

 このニュース見出しで、まず想像したこと。「闇夜のフェンリル隊」と「マフティー・ ナビーユ・エリン」
 病んでるなぁ(笑)。

ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079 GUNDAM THE BEST

B0007L8UIQ
バンダイ 2005-02-17
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おすすめ平均 star
starあくまで「リアルタイムシミュレーション」
star万人受けとは言えないが、プレイしてみる価値はある。
star買わない方がいい

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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ〈上〉
富野 由悠季

4044101310
角川書店 1989-02
売り上げランキング : 9,146

おすすめ平均 star
star単調な展開に飽きる
star微妙な作品。
star設定は面白いが・・・

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