映画「スティーブ・ジョブズ」を観た(ネタバレなし)

 一昨年亡くなったアップルの創業者 スティーブ・ジョブズさんの半生を描いた映画「スティーブ・ジョブズ」を観てきた。

 賛否両論あり、先んじて8月に公開されたアメリカでは酷評だったとの噂も聞く。
 俺自身は、好きなジョブズさんの映画なので観に行くつもりで、どんな批評もシャットアウトしていた。逆に言えば、期待せずに「ジョブズさんの映画だからとりあえず観る」という程度だったとも言えなくもない(笑)。

 この作品、極近年の実話を元にしているため、基本的にはストーリーは多くの人が知っているはずで紹介するまでもなく、かといってそれ以外は何を書いてもネタバレになり、ここではたいした事を書けないので雰囲気感のみをば。

 俺としては、結論から言ってしまえば、面白かった。
 ストーリーは史実のうち細々した所は省かれているが、最低でも今回盛り込まれたエピソード程度のアップルの歴史は知っていないと楽しめないかも知れない。
 話の流れが速いとか、史実とは時系列が変わっていたり、いくつかのエピソードをひとつの出来事にまとめたりといった——日本でも長編原作のドラマ化などでよく行われる——事があったが、エンターテーメント性と尺の関係でしかたないことだろうし、これはドキュメンタリではないのだから、そこは突くべき事ではないと思う。
 共同創業者のひとり、スティーブ・ウォズニアックさんは「違う!」と激怒したという噂もあるが(苦笑)、個人的にはそんなに逸脱した脚色はなかったように思う。

 ジョブズ役のアシュトン・カッチャーさんは、瓜二つと言っていいくらいそっくりだった。他も一部を除いて(笑)かなり似合いの配役だったな。

 ともかく、始終「ジョブズ目線」で進み、娯楽作品としてとても楽しめた。

 余談だが、Windowsの試作品(?)を見たジョブズが「パクリだ!」と怒るシーン(←こんなのは皆知ってる伝説なので、ネタバレにはならんよね(笑))の時、映画館の椅子が大きく揺れて「すげー、連動して椅子が振動するのか!」と一瞬思ったが、この時地震があったそうで。


「K-20 怪人二十面相・伝」をテレビで観た。

 CS「日本映画専門チャンネル」での放送を録画しておいた映画「K-20 怪人二十面相・伝」を観た。
 2008年末に公開された作品だが、当時気になっていたもののタイミングを逃し、未見のまま。今日初めて観たのだが、もっと早く観ておけば良かったなと後悔した。

 平和条約締結により第二次世界大戦が回避され、それ以前の華族制度をひきずり身分差別がまかりとおる——パラレルワールドの?——1949年・日本。その帝都が舞台。
(俺も大好きな「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズ等の)白組とかが製作に関わっているとのことで、映像面での期待は持っていたものの、そのパラレルワールドって設定だけで“あとはもう何でもアリだろうな”くらいに思いつつ、視聴を始めた。
 しかし、見始めてすぐに引き込まれた。設定説明のテロップとともに帝都を俯瞰する映像には、東京タワーっぽいのとか高層ビルもいくつかあるが、その手前にはボロい木造家屋の集落が広がる。主人公が生活する「ドロボウ長屋」もここにある訳だが。このギャップをサラッと映すってのが凄い。
 その後は、まぁ、江戸川乱歩が生み出したダークヒーローであるところの怪人二十面相をキーワードにしてはいるが、雰囲気がちょっと違う。まず、乱歩作品以上に「二十面相は誰なのか」が解らない。解らないままに主人公が二十面相にされてしまう。
 っと、ネタバレは控えるが、ともかく、観ていて「予想していた事」とか「予想外」が絶妙に配置されていて、実に心地いい。
 前述のパラレルワールド設定により、無国籍風になっているのも、観る前のイメージを払拭してくれた。ルパン三世やバットマンと同じように、「その国の物語」っていう先入観なく楽しめるじゃねーか!
 そう言えば、もちろん個人的な感想だけど、この「K-20」は「ルパン三世 カリオストロの城」っぽくもあるね。
 怪人二十面相というダークヒーローを、謎は謎のまま(笑)、予想は予想のまま、うまくラストに持っていった。いやぁ、これはやられたって感じだわ。

 平吉や源治、そして葉子が目茶苦茶かっちょいい(「格好いい」の最上級)。葉子の操縦能力(笑)は反則っぽいけども、この帝都の世界ならアリだ!

 観たあとの解説で知ったのだが、この作品の佐藤嗣麻子監督は、山崎貴監督の奥さんなんだね!

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映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を観た

 VFXを用いて、昭和30年代の町並みと、そこで暮らす人々を優しく描き出し大ヒットしたシリーズの三作目にして完結編である「ALWAYS 三丁目の夕日’64」を、昨日観てきた。
 ネタバレしないようにさらっと全般的な感想を書いてみる。

 第1作が東京タワーの建設中。第2作が東京タワーが完成した翌年。そして今回は、東京オリンピック開催の昭和39年。
 高度成長期を迎え活気溢れる中、茶川先生の作家生命の危機と、ロクちゃんの恋を軸に物語は進行する。

 まぁ、設定的に無理やりだったり、時代的な物品の登場がわざとらしかったり、「こんな小さい町の中だけで全部繋がっているはずはねーだろ」と思うような事はかなりある。でも、それはきっと確信犯的なことなんだろうな。
 言ってしまえば「作り物」である事はあたりまえだが、「みんなの想い出・記憶の中にある昭和」を凝縮したのが夕日町三丁目なんだろうと思う。ただ懐しいだけではなく、三丁目の住人すべてが、優しさで満ちあふれている。ベタでいいのよ。うん。故に、この作品に対しては前述のような苦情はナンセンスだろう。

 今回3Dで観た。俺にとって初めての3D映画だったのだが、正直いって、3D効果を堪能できるシーンはほんの数ヶ所。これを期待してはいけない。
 だが、3Dメガネをかけている事も忘れるほど入り込んで観て、最後まで満足感は維持された。3Dで堀北真希さんと小雪さんを観ることができただけ儲け物だ(笑)。


「相棒 劇場版II」を観た

 23日の公開初日に、「相棒 劇場版II」を観てきた。
 前作が、「相棒入門編」みたいな単純明解な爽快な話(「相棒」の世界観や設定を解説するような、いわゆる「説明セリフ」も多かった)だったのに対して、今回は「警視庁立籠り」事件から始まりそれに関連する事件の深層へと入っていくという、相棒特有の醍醐味が存分に盛り込まれていた。

 それと、封切り前日の12/23に放送されたドラマ版シーズン9の第9話が、映画のエピソードのまさに直前の話ということで、内容自体は直接関係ないのだが、ドラマ終了部分と映画の始まり部分でシーンがリンクしていたのが、おもわず笑ってしまった。

 今回の「劇場版II」では、ある程度「相棒」についての予備知識が必要だ。もちろん最低限の説明セリフ(笑)はあるので、例えば初見でもおいてけぼりになることはないと思うが。できれば少なくともシーズン7と8は知っておいた方が、より楽しめると思う。

 それと、警視庁内にはMacが導入されているってのが、やっぱり嬉しかったな(笑)。


ヤマト発進……

 キムタク・古代進で初の実写版ヤマト発進!(2009.10.03 SANSPO.COM)

《実写版「宇宙戦艦ヤマト」キャスト一覧》
キャスト  役名     役柄設定
木村拓哉  古代進    ヤマト戦闘班リーダー
黒木メイサ 森 雪    ヤマト戦闘班ブラックタイガー隊
柳葉敏郎  真田志郎   ヤマト技術班班長
緒形直人  島大介    ヤマト航海班班長
池内博之  斉藤始    ヤマト乗組員、空間騎兵隊隊長
マイコ  ★相原     ヤマト乗組員、通信班
堤真一   古代守    進の兄。駆逐艦ゆきかぜ艦長
高島礼子 ★佐渡先生   ヤマト艦内の医師
橋爪功   藤堂平九郎  地球防衛軍司令長官
西田敏行  徳川彦左衛門 ヤマト機関班班長
山崎努   沖田十三   ヤマト艦長
★原作では男性の設定だったが、映画では女性に変更

 古代だけ「班長」じゃなく「リーダー」なのはキムタクのイメージでか?
 ユキがブラックタイガー隊って、加藤のキャラもかぶせるのか?
 その他、突っ込みどころ満載のキャスティングだな。

 実写化にあたり一部設定も変更。森雪は原作よりも戦う女性のイメージを強調し、アニメで中年男性だった医師の佐渡先生役に高島礼子(45)を起用するなど、一部キャラクターを女性にする。また、デスラー総統ら敵役は後日発表される。今月中旬にクランクイン。

 サプライズでデスラ−役が伊武さんだったら、上記キャンスティングは全部我慢してやるけど(笑)。


死神博士と地獄大使が復活

 死神博士と地獄大使が36年ぶり復活! – 大杉漣「よもや自分がやるとは…」(2009.05.21 マイコミジャーナル)

8月8日に公開される『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』で、伝説の悪役「死神博士」と「地獄大使」が復活する。この2人がスクリーン登場するのは1978年8月18日と25日に放送された『仮面ライダーV3』以来、36年ぶりとなる。

 死神博士といえば、ショッカー日本支部の二代目幹部だが、もしかしたら初代幹部のゾル大佐よりも知名度が高い、強烈な印象が未だに忘れられない名キャラ。
 ちょっと前の「仮面ライダー THE FIRST」でも復活してたが、あの死神博士は過去映像のCG合成に新規に別の人が声をあてていたもの。
 今回は、そういうアプローチではなく、石橋蓮司さんが演じるんだと。石橋さん、現在放送中のディケイドでも写真館主人という「おやっさん」的な役で出演してるけど、それとの関連性もあるのかな、ってのは深読みか?
 天本英世さんのイメージしかない死神博士で、これを演じるのはかなり大変だと思われる。しかし、比較は無意味だし、頑張って、新たな死神博士像を作って欲しいね。
 地獄大使役の大杉蓮さん共々、楽しみ。

 あ、そういえば、この映画のタイトル「オールライダー対大ショッカー」ってのもナイスだね。「VS.」じゃなく「対」ってのが、昭和チックで良い。


映画「ヤッターマン」を観た

 実写版ヤッターマンを観て来た。(公式サイトはこちら
 大まかに言うと、前半は原作に忠実に、後半はオリジナルストーリーが濃くなるような流れで、途中で違和感を感じるが、嫌味はないかな。
 櫻井翔さんのヤッターマン1号と、生瀬勝久さんのボヤッキーは、前評判通り原作そっくりで良かったが、深田恭子さんのドロンジョも意外と頑張ってたな。あの甲高い喋り方なんか、よく再現してた。勉強してきたなというのは伝わってきた(ただ、やっぱりドロンジョのプロポーションではなかった(笑))。
 軽い下ネタが満載だが、子供と一緒に観ても問題なし。三池崇史監督の趣味炸裂という感じの、オバカ映画だが、こういうのは好きだ。
 ただ、「実写版」というよりは、「CGアニメ」だよ、これ(笑)。面白かったのでいいけど。

 あ、今回のオリジナルキャラクター・海江田翔子役の岡本杏里さん。俺の好みだわ。今後要チェックだな。


米沢さんが主役に!

 「相棒」スピンオフで鑑識米沢が主役昇格 (2008.07.09 Yahoo!ニュース)

 劇場版がロングラン上映中の「相棒」シリーズに初のスピンオフ(派生)映画が誕生する。杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)をサポートする警視庁鑑識課員の米沢守に焦点を当てた映画「鑑識・米沢守の事件簿」(長谷部安春監督、来春公開)をテレビ朝日と東映が共同製作。米沢を演じる六角精児(46)が初主演する。同映画に萩原聖人(36)が刑事役で初参加し、六角と新「相棒コンビ」を結成する。

 うはぁ。これの原作本を先月読んだばかりで、特番ドラマ化されるくらいのクオリティある面白さだなと思っていたんだけど、その予想を超えて、映画化かよ。
 っつーか、六角さんの初主演映画ってのが、まず嬉しい。

 で、監督の長谷部安春さんは、原作小説を書いたハセベバクシンオーさんの父親らしいね。

相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~ (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) 相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿~幻の女房~ (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ) (宝島社文庫 610 「相棒」シリーズ)
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