マジに泣いてしまう曲

 今までは、こんなことなかったんだけど。
 最近……1年前くらいからかな……。
 歌。いわゆる流行歌、歌謡曲、J-POPの類いの、極普通の歌なんだけど、聴くと泣きそうになってしまうというのがある。

 まず、「チキンライス」(浜田雅功と槙原敬之)
 これは、もう、てきめんにダメだね。俺の子供の頃の体験にすごく近いから。今日、墓参りの後カラオケに行って、歌ったんだけど、途中でマジに泣きそうになった。涙声になっちまった。
 終盤に「赤坂プリンスを押えとけ……」ってなくだりがあるんだけど、あそこが特に応えるなぁ。虚勢を張ってるという描写なんだよね。

 それと「コスモス」(武田鉄矢)
 海援隊を一端解散してソロになってた時期の中ごろだから、もう20年近く前の曲。ファンなので、もちろん当時からずっと聴いている。
 だけど、最近は、この歌詞を深読みしちゃって、寝る前にiPodで聴いていたりすると、その歌詞の世界に入り込んでしまう。
 サビの部分「たったひとりの女のために、去年と違う秋が訪れ、たったひとりの女のためにタバコが少し増えました……」というあたり、「彼女ができた」ってのと「失恋した」ってのと、どっちにもとれる歌詞で、聴く時々によって、受け方が変る。
 個人的には、武田さんの作詞の中でベストワンだな。

 カラオケで弟に「あにき、涙もろくなったな。歳とったな」と言われた。そうかもしれないね。
 ま、いいか。

コメント

  1. すしバー より:

    コスモスはいい歌ですよ。
    母に捧げるバラードの歌詞の意味がかなり最近わかってきました。

  2. びといん より:

    すしバーさん江
     お!コスモスをご存知ですか。武田さんのソロ活動時代の曲ってあまり浸透してないですから、知ってる人がいると嬉しいっす。コスモスは、刑事物語だかゴルフ映画だかの主題歌になったかな。
     母に捧げるバラードの歌詞は、今になると身に染みますね。