マンガーさんから回ってきた「イメージバトン」。
ルール
1 バトンを回してきた人のキーワード。
2 その人が回してきたキーワードから連想するものを一つあげてね。
3 最後にバトンを回してきた人に一言。
4 次にバトンを回す人3人を決めてね。
キーワードは「寮生活」。それを受けて連想するのは「23時」。
二十年前。
親父と大喧嘩をした俺は、地元採用にもかかわらず、社員寮への入居を希望した。
年度途中だったので、ほとんど空室はなくて、勤務支店に通える距離にある中で唯一みつかったのが、川沿いに建つボロ寮だった。
木造二階建で、十室ある寮室は、それぞれ三畳一間。風呂・便所・洗面洗濯・台所は共用。
当時としても、かなりひどいスペック。空いていたのも納得だ。
寮費が格安だったのが唯一の喜び(といっても、ボロさからすれば妥当な値段ではあった)。
元々は、同一敷地にあった営業所の仮眠室棟だったが、営業所が廃止された時に、独身寮にしたそうだ。
住込の管理人さん一家がいて、朝夕の食事や共用部分の掃除は面倒みてくれた。
ある日の夜。俺とA先輩B先輩の3人で、食堂で、ビールを飲んでいた。
そこへ寮長が帰宅して、棚に置いてある自分の分を持ってきて、晩飯を食いはじめた。
「そろそろ、だな」
寮長が言うと、先輩が答える。
「今晩は鰻の蒲焼きですからねぇ」
そうこうするうちに、既に帰宅している寮生たちが集まってきた。全9人中7人が集まった。
「CさんとDさん、遅いね」
「あと5分……」
誰ともなくいう。
寮則の第何条だかに「23時を過ぎても手を付けられていない晩飯は、他の人に食われても不平を訴える事ができない」という一文があった。
それにしても、この人数でたった2串だが、分け合ってツマミにした。
バブル末期の貧乏サラリーマン独身寮のお話。
で、バトンを回してきたマンガーさんに一言。
ほんの10ヶ月間だけ、独身寮生活をしてたんですよ、俺も。
半端じゃないボロ家だったけど、それなりに楽しかったですな。
短い間だったわりには、(とても都内とは思えないような)話もたくさんあったのを思い出しました。
そもそもこのボロ家自体がネタっぽいけど、今回のは99%実話です。
マンガーさん、思い出す機会を与えてくれてありがとう。
次にバトンを回す人……すみません、回しません。
最近は、回ってきたバトンはなるべく受けるけど次には回さない方針ですので、勝手ながらお許しください。
どなたかが勝手に拾っていくのは、ご自由にどうぞ。
コメント
バトンありがとうございました。
ああ、いいですね。寮のオリジナルルールって各寮にありますよね。寮生ってある意味同じ釜の飯を食った仲ですからね。普通の同僚以上の関係になりますよね。
ああ、今度俺も寮の記事書いてみます。
ある意味、寮生活ってすげえ貴重体験なんだと思います。
息子にも機会があればいつか寮生活してほしいって思ってるんですよ。
かなり、いい感じの単語が回ってきたみたいですね。
しかし、食い物の規則が面白いなぁ。俺だったら、夜食にお茶漬けが食えるか食えないか、という時間になりそうな感じです。
あと、ponsukeさんからもバトン渡されてるみたいです・・・、
マンガーさん江
面白い寮でしたね。川沿い、というかほとんど河川敷みたいな所に建っていたせいか、アオダイショウも出没してましたし、窓はヤモリだらけでしたし。
いいなぁ。マンガーさんの寮日記も楽しみです。
すしバーさん江
以前に食った食わないで大喧嘩になった事があったらしいんですわ(笑)。それで規則化したそうです。
ponsukeさんからのは……(笑)。
あ☆すしバーさんたらコッソリと…w
びといんさん、それからマンガーさん!
物凄い注意力ナシ蔵になってたponで、m(。≧Д≦。)mスマーン!!
寮生活っていいですよね〜。
おいらも、半年だけだったけど楽しかったかも。
初めての学食アリ学校で、寮のごはんも捨てがたく…昼食2食食べて、ひと月で8kg肥えちゃったけど(爆!
ponsukeさん江
今回はパスしちゃって申し訳ありませんでした。
でもponさんから渡されたのは苦手なキーワードだったので、助かりました(笑)。
寮生活は、あえてオススメするものではないけど、一度経験してみるのは良いですよね。