ドラマ「カーネーション 総集編」を観た

 NHK朝ドラの前作「カーネーション」の総集編を観た。
 このドラマ、まわりで薦めてくれる人も多く、良作だろうとは思うのだが、なんとなく意地で観なかったんだよね(笑)。なので「カーネーション」はこの総集編が初見。

 今回、総集編を観て——もちろん、前後編各90分に圧縮されたこれだけで理解できようとは思っていないので——この時点で感じたのは、これってガンダムやサザンみたいじゃね?って事(くらいに留めておく)。
 いや、ガンダムやサザンオールスターズって「興味がない」というのはあっても「大嫌い」っていう人は少ないよね。

 と、ここで思ったけど「カーネーション」と「ガンダム」って、共通点が多いぞ。

・若い頃は身勝手でちょっとウザイ主人公だが、その人が、のちに皆を助ける。
・一見理不尽に殴る上司/親(しかし、信頼関係は絶大)の存在。
・戦争をある意味では否定的に描いている。
・廃人になってしまう登場人物がいる。
・キーポイントで幻影イメージがでる。
・子ども三人が次世代をしっかり受け継いでいる。
 ……etc.

 キャラ的には、概ね次のような印象。繰り返すが、あくまでも総集編を観た限りでの印象。

 糸子=アムロ。序盤、少々ムカツクけど、経験を重ねニュータイプとして開眼していく。中盤、自身も悩みながら、子どもらに生き方を伝えていく。晩年、再び自分のために生きる目的と地球(自分の周辺人々の心)を救うように暮らす。最後の方は、誰にでもタメ口。
 奈津=シャア。ライバルというよりは、純粋故の反抗というあたりが。赤系の服をよく着てるし。
 善作=ブライト(+ワッケイン)。不条理とも思える指導をするが、叱咤激励し、頼られるリーダー。
 優子、直子、聡子=カツ、レツ、キッカ。良き心を受け継ぐ、新世代ニュータイプ。
 周防=マチルダ。主人公の憧れの人(恋愛対象)。
 他には、
 パッチ屋のおやじ(桝谷だっけ?)=リュウ。
 木之元=ハヤトかジョブジョン。
 北村=リュウ。

 うむ。レギュラー放送を観たらはまりそうな気がしてきた。

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