「ALWAYS 三丁目の夕日’64」の原作本

 先週、劇場で「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(以下「’64」)を観賞して感動したのだが、今回は原作の漫画「夕焼けの詩」からはだいぶ離れて、オリジナル度が高いそうだ。
 俺は、原作漫画はあまり読んだ事はない。約20年前に放送していたアニメ版を知っているくらい。
 とはいえ、この映画が公開されるたびに、その「映画化特別編」と銘打った原作本は買って読んでいる。
 ’64バージョンは、これ。

三丁目の夕日’64 映画化特別編 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)
西岸 良平
4091842194

 映画の元となった12話が収録されている。が、確かに今回の’64では、この各話からニュアンスだけ拾ったという感じのが多いね。
 でも、もちろん原作も温かい雰囲気で良作。それに、ほんの少しでも「このエピソードが映画ではこう使われたのか」と考えるのは楽しい。
 あ、この原作から映画への引用部分はあまりにも少ないから、映画を観る前にこの原作特別編を読んでも大丈夫だと思う。むしろ最初にこっちの漫画を読んでから映画を観ると「こんな風に引用されたか!」とニヤリとできるかも。

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