エレコム モバイルバッテリー

 エネループ・スティックブースターが、フタの接触不良を起こしてうまく動作しない事が多くなったので——これで2本目だぜ。いい加減に見切りをつけた——、今度はエレコムのスマートフォン用モバイルバッテリ DE-U01D-1908(以下1908) を購入した。
エレコムモバイルバッテリ
 買った後で気付いたのだが、外見がそっくりで型番違いのがある。DE-A01D-1908 というのが、「iPhone/iPod用」モバイルバッテリなのだが、製品はまったく同じに見える。ちょっと心配ではあるが、開封。
 スティックブースターは単三エネループ2本を入れて90分でiPhoneを約半分充電できた。1908は単三電池4本でiPhoneを1回フル充電できる。スティックブースターにはかなわないものの、邪魔になりにくい形状だ。
 アルカリ乾電池対応も明記されていて、最初にそれが4本同梱されている。アルカリ乾電池も使えるというのは確かに緊急時に便利だけど、俺は単三エネループを使いたくて、わざわざリチウムイオンタイプのではなく、こういう単三装填タイプを選択しているのだ。アルカリ乾電池の付属は無駄。エコじゃないだろ(笑)。

 さて。簡単に使用レポートを。まず初回は同梱されていたアルカリ乾電池を装填して試す。
 iPhone 4S がバッテリ残量12%になった状態から充電を開始。
 1時間経過したところで37%。おい。1時間で15%しか増えていないってのは遅すぎるだろ。途中で10分くらいWi-FiでiOS5へのアップデートを実施はしたし、赤(20%以下)からの充電開始だったのが原因かもしれないが、それにしても遅いな、と不安になりつつ見守る。
 2時間経過、63%。うー。51%増加。遅すぎる。通常の倍くらいかかっているじゃん。
 その後どんどんペースが落ちていき、結局5時間近くかかって100%に。だめだこりゃ。
 もしかして「iPhone用」じゃない方を買ってしまったからか?という思いが頭をよぎる。

 次の日。今度は満充電にして1週間おいてあった単三エネループを装填して試す。
 iPhone 4S のバッテリ残量15%から充電開始。
 30分経過したところで35%、1時間で60%。お! いい感じだわ。
 その後も順調で、2時間で100%になった。

 最初の試供品アルカリ乾電池がヘボだったのか?アルカリ乾電池だとどれでもあんなもんなのかも知れないな。
 とにかく、エネループを装填すれば普通に使えることが解った。

 ちなみに、今回の満充電エネループ1組で iPhone 4S を約1.5回充電できた。最初満充電にうしている中、iPhoneをあまり触っていなかったからかもしれない。そこそこ使いながらだとやっぱり1回のフル充電がいいところだろうな。

 うん。満足なり。
 しかし、やはりiPhoneユーザは、ちゃんと DE-A01D-1908 を買いましょうね(笑)。

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