台風直撃か

平成19年 台風第9号に関する情報 第111号
平成19年9月6日22時40分 気象庁予報部発表

(見出し)
強い台風第9号は、暴風域を伴いながら7日午前3時頃までに静岡県または
神奈川県に上陸する見込みです。大雨、暴風、高波に厳重な警戒が必要です

(本文)
[台風の現況]
 強い台風第9号は、6日21時には石廊崎の南南西にあって、1時間にお
よそ15キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカ
ル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は55メートルで中
心から半径170キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています

[台風の今後の予想]
 台風は上陸した後も、暴風域を伴い関東地方から東北地方を北上する見込
みです。
 
[防災事項]
<大雨>
 関東甲信地方や東海地方には台風を取り巻く雨雲がかかっており、1時間
に50から70ミリの非常に激しい雨が降っています。また、21時までの
24時間雨量が、関東甲信地方の山沿いや伊豆半島では、300から400
ミリに達し観測開始以来1位の記録となっている所があり、土砂災害や洪水
など重大な災害が発生しやすい状態となっています。台風の北上が遅いため
、今後も台風を取り巻く発達した雨雲がかかる見込みで、厳重な警戒が必要
です。
 今後は東北地方でも台風を取り巻く発達した雨雲がかかってくるため、東
北地方にかけての太平洋側を中心とした広い範囲で大雨となる見込みです。
 7日24時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで
  関東甲信地方          350ミリ
  東北地方太平洋側        300ミリ
  東北地方日本海側        250ミリ
  東海地方、北海道地方太平洋側  200ミリ
  北陸地方            130ミリ
 の見込みです。
 東北地方や北海道地方ではその後さらに雨量が増えるおそれがあります。
土砂災害や河川の増水、はん濫、低地の浸水に厳重に警戒してください。
<暴風・高波>
 伊豆諸島に加え、東海地方、関東甲信地方の一部で、風速25メート以上
の暴風域に入っており、沿岸部を中心に風速25から30メートルの暴風と
なっています。
 台風は上陸後は次第に弱まりますが、7日にかけて台風の進行方向にあた
る東日本と北日本では風速20メートルを超える非常に強い風が吹くおそれ
があります。
 東海地方から関東地方の沿岸や伊豆諸島では波の高さが9メートルを超え
る猛烈なしけとなっているところがあります。台風の進路にあたっている北
日本でも7日は大しけとなる見込みです。
 暴風、高波に厳重な警戒が必要です。

<高潮>
 台風の進路の東側にあたる地域では、非常に強い風により海水が吹き寄せ
られるため、高潮のおそれもありますので注意してください。

 今後の台風情報や地元気象台が発表する警報、注意報、気象情報等に注意
してください。
 次の台風第9号に関する情報(総合情報)は、7日2時頃に発表する予定
です。

 東京も暴風域に入った。
 みなさん、お気をつけて。

コメント

  1. さなだむし より:

    いやいや、そちらこそお気をつけて。
    最新の地下巨大貯水施設のお手並み拝見。

  2. 匿名 より:

    今日は幸い仕事が休みでしたが
    明日恐ろしいですね。

    交通機関がマヒいたら、どうにもならない東京。

    駅近くのお店が浸水してましたし・・・。

  3. びといん より:

    さなだむしさん江
     地下貯水施設は効果を発揮したみたいです。

    名無しさん江
     東京は、交通機関はマヒとまではならず、なんとか通常通勤できた感じで、良かったですね。

  4. ロバ子 より:

    あらら。名前が抜けてました。
    名無しは私です。すみません・・・。

    昼過ぎにはかなり晴れて蒸しましたね。
    この暑さはいつまで続くのでしょう・・・。

  5. びといん より:

    ロバ子さん江
     あぁ、たぶんロバちゃんかなとは思ったんだけど(笑)。

     昨日今日と蒸し暑いねぇ。にゃあも仰向けに広がって寝てますよ。