テンプレートを作るのは意外とアナログ作業

 えっと、以下は、テンプレート作成の方法とか入門講座とかではない、ただの雑記であることを念のため申し添えておく。しかも、支離滅裂なひとりごと(笑)。

 俺は、創作を始める時は、ほとんどの場合、まずブレーンストーミングを行う。小説や詩を書こうと思ったら、テキストエディタに思いつく言葉や単語などを列記して、並べ替えたり、繋げたり。紙にメモしたり。
 というか、正確には、日常の何気ないメモ(俺はかなりのメモ魔だ)から小説の断片になったり、さらに文章になったりするのだが。

060111.jpg ブログのテンプレートを作るのもそう。街中でケータイに撮った立体物や記号や看板という広義でのメモを元にしたり、作成テーマに則って、思いつく事を書き出す。
 そして、ある程度方向性が決まったら、方眼紙に大ざっぱにレイアウトし、さらに細部のパーツを作っていく。
 共同作業者がいる場合には、とりあえずドローソフトでレイアウトを作って提示してみたり。

 基本的には試行錯誤の果ての「現地微調整」なんだけど、とにかく、組立てはじめたらその都度、数値化されていないと不安になる。物なら寸法。文章なら分量や段落のバランス。
 Mac上の作業で修正した数値も、方眼紙に転記したりすることもある。
 もしかしたら、俺がいきなりドローソフトを駆使したり、ドット絵を描いていたりというのを想像していた人がいるかもしれないけど、結局、紙とペンで作業している時間が意外と長い。
 やっぱりアナログが落ち着く、っつーか、線を引くのが好き。

 そんな事を考えた四十の夜。

コメント

  1. ろぷ より:

     まったくもって同意見です。
     僕もテンプレをいじる時は一度紙に起こすことが多いですよ。んでもタマにズボラしてそのままやる時もあるんですけれどね。その時はたいてい失敗いたします(笑)。

     小説でもしかり。
     「書きたい」が暴走して、取材やマップを作る前に書き始めるときはたいてい空中分解してますね。何度も(笑)

     自由になれる気がした三十の夜。

  2. すしバー より:

    なるほど。
    テンプレートも間違いなく創作の一つであるわけだし、その過程は一緒なわけですよね。

  3. さなだむし より:

    えーそこまで計算して造っているとは御見それしました。
    どうりで、どうやって組んでるのか解らないわけだ。

    僕は最初のデザインだけ鉛筆書きでさっとして、あとはソフトの性能に頼っています。とくに光物の色合いなんてモニターでしかわかりませんから。

  4. びといん より:

    ろぷさん江
     それと、製作過程をある程度残してもおきたいんですよ。ネタ帳とか、スケッチとか、習作も。
     テンプレートも、実際の使用履歴バックアップはもちろん、パーツ素材のジャンクがたくさん残ってます(笑)。

    すしバーさん江
     そうですね。少なくともレイアウト作業は紙の上の方がはかどりますね、俺の場合は。

    さなだむしさん江
     基本的に、HTML/CSSはテキストエディタで手打ちです。
     だから、俺の書くソースは単純ですよ。
     色合いは、さすがにどうしようもないですけどね。モニタの光と色鉛筆じゃ絶対に違うし、MacとWinでも違うし。